《株価への影響とは》”自社株買い”注目すべきポイント《下がるパターン》

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こんばんは。shunです。

先々週から決算時期となっていましたが、
決算が悪かった時にたまに出される、

”自社株買い”

株価が下がるといった、
悪い材料の時に一緒に出されることが多いですが、
楽観的に見られますが、

果たしてそれでいいのでしょうか。
どのようなポイントに注目すべきか。

これをわかっておくことによって、
下がるパターンも見極められるようになります。

ということで本日の大事な3点!

  • 自社株買いとは

  • 株価への影響はどうなる

  • 下がるパターンも見極めよう

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とは言え。
大体が株価が上がるパターンです

一部のレアパターンを抑えつつ、
メリットのある使い分けをしましょう。

そもそも”自社株買い”とは
株価が下がるなどの影響は

shun's article picture - lot of money
 
まず自社株買いとは。
というところからおさえていきましょう。

通常、株式を発行する意味として、

投資家から資金調達をすること。

 
という意味があります。
株式を発行しているのにそれを自分で買う

矛盾しているように思えますよね。
まずその部分からです。

”自社株買い”をする企業のメリット

色々なサイトを拝見しますと、

  • ROE(自己資本比率)
  • PER
  • PBR

などの株価指数が良くなる為
と言われることが多いようですが、

指数で投資をしない人にとっては、
正直よくわからないと思います。
しかしこの自社株買い単純に考えますと、

発行株式数を減らせる

ということが結果指数に影響しているわけです。
発行株式数を減らすということは、

1株当たりの価値が上がる

 
との見方もできることがわかります。
また下値の買い支えの効果もありますので、

資金を使った株主還元ということで、
売却を防ぐ効果もあると考えます

このように無理やり需要を上げるのが、
一時期であったとしても、
効果がないわけがありません。

また買収されにくくなる効果もありますので、
将来性のある安い企業はするべきかもしれませんね。

  自己資本比率(ROE)など知りたい方はこちら

”自社株買い”の投資家へのメリットは

大体話しましたが、
要はこの下支えによる株価上昇

これが投資家のメリットだと言えます。

 
その額にもよるところではありますが、
大体が株価上昇に繋がるものになりますので、

長期で保有していた人は、
少し安心感を増やすことができるでしょう。

資金があるのなら、
基本的には双方にメリットのあることですので、

もし実行している企業を見つけたら、
その中身を調べてみてもいいと思います。

しかしもちろんデメリットも存在していて
株価下落に繋がることもあります。

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”自社株買い”での株価が下がるパターンは?
忘れてはならないデメリットとは

shun's article picture - dividend
 
さて前の段落では、
自社株買いは全てメリットがあることだ

と解説させていただきましたが、
注意点がいくつかあります。

  • 自社株買いの額
  • その後の株価

この2点が重要なこととなってきます。

”自社株買い”の額は?

まずどのぐらい買うのか。
絶対に額と時期を公開して行います。

もちろん大企業であれば、
すごい額の自社株買いを行うのですが、
中小企業ですと額が小さい場合があります

この場合あまり株価に変わりがないどころか、
自社株買いは業績が悪いときに行うことが多いので、

株価下落の可能性まで出てきます。

 
株価対策も大事ですが、
株主は内需とのバランスも見ています。

このような部分も細かく見ていくと、
株価が読めてくるものです。

その後の株価を予想しよう

自社株買いを行うと、

一時期的にかなりの注目を浴びます。

 
短期的に取引しようという方もいたり、
この際に持ち株を処分しよう
と色々な思惑があります。

しかも株価が乱高下することが多くなるので、
その反動で元に戻るどころか。

元の水準より下落してしまう。

と言ったことも考えられます。
株価に凄まじい影響を与える過熱感も、
時には逆効果になったりしますので、

その辺りは細かな企業分析によって、
しっかり予想しておくのがいいと言えるでしょう。

まとめ:なんとなく覚えている”自社株買い”
株価が下がるパターンも覚えておこう

shun's article picture - social distance to station
 
ただ単純にいい材料のように思えますが、
それは会社のキャッシュそのものを使っていますので、

余裕資金から行うでしょうが、
そこからの将来性によっては、
マイナスとなる場合も全然考えられます

そもそも資金調達の手段で資金を使う。
企業によっては有利子負債を増やしてまでも行う

ということもあるようなので、
この辺りは気をつけておきましょう。

結局するにしろしないにしろ。
将来性のある企業はいつか株価は上がります

自分の保有銘柄が自社株買いをした時でも、
安心しないで今一度見直すタイミングでもあります

株式投資において、
思考停止は絶対にしてはいけません。

全ての材料を疑ってかかり、
有効に使えるように勉強しておきましょう。

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おわり