《初心者必見》株式投資の”安全性”を見る上で覚えておく指標一覧《用語》
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こんばんは。shunです。
株式投資を話す上で、
よく出てくる指標があります。
- PER(
株価収益率
) - PBR(
株価純資産倍率
) - ROA(
総資産利益率
) - ROE(
自己資本利益率
) - BPS(
1株純資産
) - 配当利回り
- 配当性向
色んな横文字が並んだり、
難しい言葉で書かれることが多いので、
わかりにくいものが多いです。
このような株式投資の指標の中で、
特に企業の”安全性”を示すもの。
このような用語を覚えることはめんどくさいですが、
初心者は必ず知ってほしいことです。
ということで大事な3点!
企業の安全性を示す指標とは
指標のうまい使い方
どのような取引方法に使えるか
配当利回りや配当性向。
そちらも合わせてみることにより、
更に安全投資をすることができます。
こちらは別記事で紹介中です。
配当利回り、配当性向について
《株価との関係性》”配当利回り”の高い銘柄を選ぶ際の注意点とは《影響》 | shunblog
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株式投資の多くある指標
企業の”安全性”を示すもの一覧
それではまず上の指標の中で、
”安全性”を示すものをあげてみましょう。
- ROE(
自己資本利益率
) - ROA(
総資産利益率
)
他は株価に関わるものだったり、
その株価が適切な値であるか。
ということがメインになりますので、
”安全性”というよりかは、
投資判断に関わることとなります。
また別の機会で説明しますので、
少しお待ちください。
【割安株の探し方】”情報収集”講座!数字は嘘をつかない【株式投資】 | shunblog
投資家が気になる”情報収集”の話となります。割安株がどうたらといいますが、実際どの銘柄が割安やねん。と思うこともよくあると思います。そんな”コツ”を伝えるための記事を書かせていただきました。結論を言うと、”コツ”は真面目なことと言ってもいいと思います。悩んでる方は参考にしてみてください。
ROE(自己資本利益率
)
まずきちんとした言葉で説明すると、
自己資本に対して、一定期間での利益を出した率。
ちゃんと説明すると、
- 貸借対照表に記載されている純資産と、
損益計算書に記載の当期純利益と照らし合わせて計算する。
まあよく分からないと思いますので、
噛み砕いて書かせていただきますと、
株主資本などの返済の必要のない資金に対して、
どこまで利益を出せているか。
ということになります。
あまりにここの数値が低いと、
- 利益として計上できてない。
- 他人資本(
借入金など
)に頼っている
と勘ぐってしまいます。
もちろんここの指標だけでは、
完全にわかるものではないですが、
返済のいらない資本で回転できていれば、
- 企業の安定
- 配当性の向上
- 事業への投資
を予測することができますので、
押さえておくに越したものではありません。
日本では平均的に10%
を切ることが多いですが、
その中でも10%あれば安定性がある。
と考えるのが普通ではないでしょうか。
ROA(総資産利益率)
先ほど説明したものは、
自己資本に対した利益率でした。
それに対してこちらは総資産利益率。
資産とはきちんとした言葉を使うと、
貸借対照表上の運用形態を表す項目で、
総資産=負債+純資産となりますので、
総資本とも取ることができ、
集めたお金に対してどれだけの利益を出したか。
ということに繋がります。
また少し難しい話となりましたが、
つまりは先ほどの自己資本に加えて、
他人資本つまり、借入金なども合わせた資本。
全ての資金源に対して利益を出せた率
ROEの方がわかりやすい指標となりますが、
こちらは純粋な企業の利益率がわかるので、
調べてみると良いでしょう。
ちなみに5%あればいい企業だと言われています。
初心者はとりあえずこの用語を覚えておこう
”安全性”の指標による株式投資のリスクヘッジ
前半で紹介したように、
色々な指標があるので、
どれが有益な情報か分からなくなります。
しかしこのような数値を分析してみると、
- どれだけ安全に業務を全うしているか。
- 投資したお金がきちんと使われているか。
わかってくるものだと思います。
ここから考えていくのは、
この数値でわかるのは”企業自体の安全性”だけなので、
投資する基準とはならない。
ではどう使ったらいいの??
そんな話をしていきます。
”安全性”だけでは測れない企業の価値
安全性だけでは、
これから伸びると思う企業。
その指標にはならないですよね。
- まだ利益はおろか、売り上げすらない。
- まだまだ赤字が続いてる。
- しかし期待の業種・事業である
このような状態では基準を越えることはできません。
そんなときに調べるのは、
昨年と比べてどうだったか。
ということとなります。
単に一時期を見てROEマイナスやん。
投資するのは危険や。やめよ。
ではなく、
去年よりこれだけ上がっているし、
こういう分野で注目されているから投資しよう。
これが投資の本分でもあります。
ここまでやると中々難しい話ですが、
企業分析はやるだけ成果が出ます。
しかしファンダメンタル分析は、
投機株には関係なかったりと、
初心者を陥れる罠も存在していますが、
自分の投資したお金でどのように利益が出るか。
ぐらいは知っておいてもいいんではないでしょうか。
まとめ:初心者が押さえる株式投資の用語
企業の”安全性”を図る指標一覧
少し難しい部分の説明を省いたら、
逆にわかりにくくなったような気もしますが、
こういうものは簡単に考えてください。
少し勉強したいと思うなら、
ビジネス会計検定3級を勉強するといいでしょう。
とは言っても、少し数式を覚えるだけです。
覚えなくても、証券会社などにある、
四季報の財務の項目を見れば、
当期のROE・ROAなど見れますので、
気になる企業などある場合は、
その期間ごとにメモっておいて、
どれぐらい改善したかなどを見てみると、
1つの投資の基準になると思います。
あれもこれも見てしまうと、
難しくなりますが、
安全性の指標は割と役に立ちますので、
少し時間に余裕のある時は、
初心者は特に眺めてみるといいと思います。
投資と投機の違いもありますので、
勉強する内容は人それぞれなんですけどね。
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