【買うタイミング】最近注目の”高配当株”いつ買うべきなのか【明和産業】
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こんばんは。shunです。
最近色んなところで、
とんでもない”高配当株”が出てきています。
少し前に海運株の配当利回り10%
を取り上げました。
こちらの記事ですね。
【配当利回り10%?】”海運株”は今後、株価は上昇し続けるのか【日本郵船】 | shunblog
驚きの業績と配当の上方修正を見せた”9101 日本郵船”その配当利回り10%とすごい数字となってきました。このように本当に”海運株”のバブルのような状態となっていますが、今後株価は上昇すべきなのでしょうか。という疑問をちょっと語ってみました。結論としては様子は見るべきだと思います。詳しく説明する記事になっています。
そして新しい”高配当株”がでてきました。
8103
明和産業という企業ですが、
500円弱
の株価で、
年間配当が115円
となんと20%超えの数字です!
もちろんその後連日ストップ高をつけ、
今日の終値が1286円
で落ち着きましてので、
取り上げてみます。
今回考えていきたいポイントは、
- 高配当株はいつ買うべきか
- 高配当株の手放すタイミング
この辺りを説明していこうと思います。
”高配当株”はいつ買うべきなのか
買うタイミングを考察
今回は明和産業を例としてみましょう。
まず明和産業とは。
三菱系の商社となりまして、
化学品や樹脂。炭素製品などを扱います。
環境系や自動車の電池などを扱うことから、
特需が入ったのかという感じですが、
前期が15円
だったのに対しての115円
。
なぜこんなことしたかの理由から考えてみます。
明和産業のIRページはこちらから
明和産業がなぜ高配当を出したか
これは予想の話にはなりますが、
来年の4月から市場の再編が始まります。
ここはまた別記事で取り上げますが、
一番上の市場が”プライム市場”といい、
東証1部と2部を合わせた市場となります。
ここに入りたいがために企業は色々と仕掛けています。
明和産業は配当を上げる前の状態では、
プライム市場の時価総額基準を満たさない。
ということでした。
時価総額は株価×株式総数
の数値となりますので、
総数を増やそうと新株を出せば、
株価が下がる恐れがありますので、
現実的ではありません。
ということは、
株価を上げる必要があります。
そこで、企業が出した結論が”高配当”
実際に1000円
ほど株価は上昇してますので、
これで余裕で基準に入ることが出来そうです。
予想ですが、
それぐらいプライム市場には重要な意味を持ちそうですので、
このような動きはありそうですね。
時価総額の意味を考える。
【スノーピーク】”時価総額”は果たして意味ないのか【株価との関係】 | shunblog
分かりそうで、意外に知らない”時価総額”。今回は例をあげて説明していこうと思います。時価総額と株価の関係性。そして指標として意味ない。と言われる理由。この辺りを中心に説明していこうと思います。日本は全体的に時価相場が低いと言われてますが、それなら企業のレベルは低いのか?そんなはずはない!ような理由を説明しています。
”高配当株”の買うべきタイミング
高配当株の買うべきタイミングとして、
”何を狙いたいか”
これがかなり重要になってきます。
- 配当を狙う
- 配当狙いで上がった株価で短期投資
まずこのような高配当株の動きとして、
- 高配当が決まり株価上昇期待で買いが集まる
- 買いが一巡し利益確定する人が多くなる
- 株価が下がったところで配当狙いの人が入る
- 配当確定日に利益確定狙いで売りが増える
このような順序で動きがあることが多いです。
つまり配当狙いなら、短期が一巡したあと、
つまり急上昇した後下がったところ狙い。
短期なら安いところは入っていいと思います。
まだ今の株価なら利回りは9%程度
となり、
配当と合わせると、そこまで損が出ない可能性も出てきます。
下がればまた追加投資もできる値段帯ですし、
海運より限定的ではないかなとも思っています。
”高配当株”の売却タイミングは?
売却タイミングは買うタイミングより重要です。
とりあえず今のタイミングでは、
10月の中間配当がポイントとなります。
それに向けて株価が乱高下することが予想されます。
- 売却益を取るのが重要か。
- 配当をもらうのが重要か。
しっかり見定める必要がありますね。
売却タイミングの見極め
正直売却タイミングに関しては、
なってみないとわからないところでもありますが、
次の期末配当もありますので、
中間配当落ち後はそこまで下がらない可能性も考えられます。
しかしそれでも少しは下がるはずですので、
売却益を得たいなら、
10月の株価上昇タイミングは、
確実に売るタイミングだと思います。
ここに関してはルールを決めるのが一番楽で、
- 配当利回りが
9%
切ったら買い。 - 株価いくら以上で売り
のような形ならわかりやすいのではないでしょうか。
因みに例を出すと、
- 配当利回り
9%時
の株価1280円
で買い。 - 株価
1400円
で売り。
これは一例になりますが、
このようにルールを決めておけば、
実際に迷うことはなくなりますので、
ルール決めは割とおすすめです。
最後にですが、
この配当に関してはずっと続くとは思えないので、
期末配当が出た後に関しては、
充分に気をつけるようにしましょう。
まとめ:”高配当株”はいつ買うべきか
売買のタイミングを考察
最近高配当株が増えたということで、
少し取り上げてみました。
前は配当利回り10%
でびっくりしましたが、
その上の20%
です。
もちろんここまですれば、
注目集まることは間違いなしで、
更に今の地合いの良さもあります。
夏枯れ相場でおやすみしていた人も、
どんどん出てくると思いますので、
当分活気付くかなと思います。
結論:”高配当株”の売買タイミング
高配当株の買うべきタイミングは、
- 買いが一巡して落ち着いたとき
- 短期なら安いタイミングでいつでも
とはいえ、配当落ちが近づくと、
どんどん株価は安くなったりもしますが、
その辺りは損をする可能性が高いです。
早めに行動していきましょう。
売却タイミングは、
- 株価が高くなったとき
- 配当落ち日
配当もらうことに拘っていると、
それ以上の損を出すこともありますので、
あまり配当には拘らないほうがいい。
というのが正直な結論です。
安定的に毎年もらえるなら、
長期保有でいいと思いますが、
その辺りは企業分析が必要ですね。
高配当株と言っても、
そこにあるのは1つの企業なので、
将来性はあるかどうか。
その辺りもしっかり考えていきましょう。
おわり