【初心者へ】”NISA”を利用しないと本当に損する説【メリットしかない】
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こんばんは。shunです。
いきなりですがみなさん、
”NISA”を利用してますでしょうか。
- なんか難しいから手を出せない
- よくわからないからする気はない
本当にもったいないんです。
NISAを調べると”デメリット”を書いてる人が、
多くいらっしゃいます。
しかしそんなデメリット。
株で気を付けることほぼ変わらないんです。
なので株をやってる方、
もちろんやってない方でも、
損することが多いと思っています。
そんなメリットしかない”NISA”
今回は簡単に説明していきます。
初心者にこそ教えたい”NISA”
メリットしかない話
まず簡単なNISAの説明をしておきます。
- 株式投資に使われる口座
- ここの口座の銘柄は非課税に
- 年間120万まで使用可能(総額600万)
- 開設期間は5年間
- 配当も売買益も全て非課税
通常なら株式投資の取引・配当に対して、
20%
程度の課税がされていますが、
そちらが“0”になるということですね。
これだけ見るとヤバイ制度ある!
って思いません??
もし120万を元手に100万稼いでもそのままもらえてしまいます!
詳しい例を説明していきます。
よく使われる中長期保有の”NISA”
先ほど売買益も非課税。
そう話しましたが、
正直、短期売買に全く向きません。
その理由は記事後半にて説明しますが、
よく使われるのは中長期保有です。
例えばの話をしますが、
配当の高い銘柄でわかりやすい
9434
ソフトバンクがありますが、
年間配当が86円
となってます。
今回は分かりやすく株価が1400円
と仮定し、
120万
ギリギリまで買うと、
800株
を購入することが可能となります。
そうすると、年間配当は68,800円
。
おおよその課税額が14,000円
程です。
もしNISAに入れていると、
これが68,800円
満額入ることとなります。
またこれを5年以内に売却すれば、
その額すらも非課税になります。
さらに利回り計算もしやすくなります。
配当利回りを計算することでのリスクヘッジ
それでは更に例をあげますが、
5年間もし配当が変わらなかったとすると、
年間68,800円
ずつ入ると考えると、
5年で344,000円
となります。
これをリスクヘッジ基準で考えると、
5年間でいくら株価が下落しても、
回収できるかを考えていきます。
単純計算で株価が430円
下がると、
ちょうど損益が344,000円
つまり1400〜970円
まで余裕を持てるわけです。
もちろん株価も上がることもありますし、
配当も上がる可能性もあります。
その度に計算すると、
ほぼほぼ勝てる瞬間を見つけ出せる。
そうだと思いませんか?
そして本題へと戻りますが、
このときに課税があると計算が難しくなる上に、
70,000円
が課税されますので、
おおよそですが、340円
まで、
値幅の余裕がなくなります。
90円
という額は株価においては、
かなりの大幅な値動きとなりますので、
知らないと損する説。
かなり合ってるような気がしませんか?
”NISA”の考えられるデメリット
少ない”損する可能性”を考える
前半は数字で理論的に、
NISAのメリットの話をしていきました。
ここからはその際に考えられるデメリット。
これを話していこうと思います。
結論からいうと、
基本的に株取引でのデメリットと一緒です。
詳しくみていきましょう。
”NISA”の考えうるデメリット
- 売却益が非課税なら、逆に売却損も非課税に
- 5年間が終わった後がめんどくさい
大きくこの2点となります。
前半で説明した”短期売買”に向かない。
というのはここに理由があります。
詳しく説明していきます。
”NISA”は売却損が非課税に
どういうことかというと、
売却したときに損を出すと、
これだけ損したよ!
という取引履歴を出せますので、
損益計算により市民税などの課税を減らせます。
しかしNISA口座で損出しをしたとしても、
取引履歴に残らないので、
損をした金額だけが残ってしまいます。
長期売買でリスクヘッジをしていると、
この問題はあまり関係ないのですが、
短期売買で使ってしまうと、
このような問題が出てきますので、
おすすめできないということでした。
”NISA”口座の5年間が終わった後
5年間の期間が終わったときに、
- 期間内に売却する。
- 課税口座へ移動する。
- ロールオーバー(
次の期の限度額に回す
)
まず1
に関しては何も考える必要もないです、
非課税のまま売却する。
5年間の成果がでた結果でしょう。
2
の場合は少し注意があって、
移管すると損をして状態だとしても、
損した金額のまま移管することとなります。
なので、200円損して課税口座に移し、
100円上がり売った場合、
実質100円損しているのに関わらず、
数字上は100円益が出ていることになっています。
とにかく失敗しているパターンなので、
この状態にならないように気をつけよう!
ロールオーバーとは
3
に関しては”正解”だと思っているので、
分けさせていただきました。
もし減配したり、
株価が異常な下落を見せない限りは、
ロールオーバーと言って、
次の年のNISA枠を使い、繰り越すことができる制度です。
売却をしない前提で、
しっかり配当と中長期保有で持ってるなら、
そのまま持ち越してもいいはずです。
それでも売れないのは、
- 売り時を見失った
- まだ上がる希望を抱いている
それは初心者が負ける理由そのものです。
NISAとしてではなく、
株取引として注意しましょう。
こちらも合わせて読んでいただくといいかも。
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まとめ:”NISA”利用しないと損する説
メリットしかない話をしてみた
最後でデメリットとされる部分を話しましたが、
デメリットに感じましたでしょうか。
適当に株取引をしている人にとっては、
色々と精査が必要となるので、
デメリットに見えるかもしれません。
しかし、普通に考えればメリットだらけで、
本当に利用しないのは損すると言えるほどです。
一番の問題は、
NISA口座にあることで銘柄を見ないことです。
株取引で安心は一番危険です。
1ヶ月かけて上がった株価が、
1日で崩れ落ちることもあります。
そのようなリスクヘッジをしつつ、
警戒しながらしっかり資金運用していきましょ!
何ヶ月もかけて上がった株価が崩れ去った話
【7868廣済堂】”ストップ安”のその後チャンスに変える技とは【どうする】 | shunblog
まず6/11に株式投資界を騒がした、7868廣済堂の”ストップ安”事件です。なんの材料のないまま徐々に売り圧が高まり、パニック売りも重なりストップ安となりました。この原因を探りつつ、ストップ安になった銘柄をその後どうするか。そもそもストップ安とはどのような時に起こるか。この辺りにヒントがあるのか勉強していきましょう。
おわり