《ダスキン》”ミスド”の100円セールが失敗だった理由と成功した経営戦略

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こんばんは。shunです。

昔私はミスタードーナツ今後はミスドで表記
でアルバイトをしていました。

10年ほど前の話ですので、
今とは少し営業の形が違っていました

100円セールというものがあり、
更に大型商業施設に入っていたので、
かなりのお客さんが来店していました。

どこまで続いているか分からないぐらい、
人が並ぶこともあるぐらいです。

しかし働いてる側から見るとよくわかるもので、
それ以外の日が明らかに暇なのです。

並ぶことなんて少ないぐらいでした。

そんな”ミスド”が失敗した落とし穴。

 
その理由から考える、
現代の商売の最適解

また株式投資目線からの見方。

そんな視点から見ていきます。
今回の大事な3点です!

  • ミスドの100円セールは失敗?

  • 現在成功している経営戦略とは

  • ミスドの親会社のダスキンを株投資目線で

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当時は売上はピークだったと思いますが、
その後かなり落ち着いているものと思われます

なぜそこから復活しているのかは、
全品100円セールをやめたから。

こんなところにヒントがあるようです。

”ミスド”の100円セールは失敗だった?
その後業績を上げた経営戦略とは

shun's article picture - more donut
 
上でも書いた通りですが、
100円セール以外はお客さんが異常に少ないです

もちろん廃棄も大量に出ますし、
かといって作らないわけにもいきません。

なぜこのようなことになるのでしょう。

100円セール以外は失敗なのか。

今でも割引セールがある店で考えますと、
イオンの5%オフやローカルかもしれませんが、
ダイコクドラッグは指定日に割引があります

お客さんが少なくなるイメージではありますが、
これらの店は日々必要なものを扱っているので、

必ずいかなければいけない瞬間があります。

対してドーナツはどうでしょうか。
1ヶ月に1回100円セールがあったとすると、
その間ぐらいは我慢できると思います

結果その間の売上が下がることになりました

それ以上に売れた商品もありましたので、
なんとか売上を保ってはいましたが、

一部の商品は本当に売れてなかったものです

その後”ミスド”がした施策とは

とりあえず100円セールは廃止するのですが、
それだけでは単純に客離れを起こします。

そこで中心商品を100円に大幅値下げ。

 
知っている方は知っていると思いますが、
ただ単純に一部を値引きしたという話なんです。

しかも普段100円セールをしているぐらいなので、
採算は間違いなく合うわけです

更に一部を下げることにより、
お客さんはそれ以外の商品も手に取ります。

100円セールをしているときより、
確実に利益率は上がるはずなのです

更に100円セールの時は、
深夜から作らないと間に合わないほど売れるので、
その分人件費もかなりかかっていました。

そこが削られると考えると、
販売管理費もしっかり押さえた素晴らしい試作でした

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ダスキンは”ミスド”の親会社?
100円セール失敗から成功へと変えた移り変わり

shun's article picture - rabbit in mask
 
こんなミスドの親会社はダスキンです
最近はコロナ禍による消毒業務などで、
かなり業績を伸ばしているようです。

更にこのミスドも改革により、
どんどん業績を伸ばしているように思えます。

株式投資目線で考えても、
4665 ダスキンは注目銘柄になりつつあります。

”ミスド”の改革

これまでの店の雰囲気を見ると、
大型商業施設ロードサイドの路面店の、
割と広い場所を必要としていました。

しかしそれでは家賃も高くなり、
維持費だけで辛い状態となっていきます

そこをマスターキッチンを作り、
販売店舗を駅中などに作ることで、

売上拡大を狙う新しい動きが出てきました。

またドライブスルー店舗や、
先に予約をできるシステムを作ることで、

非接触型で待たせない仕組みを作っています。

更に今風の取り組みもかなり秀逸で、

  • ポケモンなどの流行のコラボ
  • 少し高めの高級感のあるドーナツも作る

ポケモンとのコラボは、
大人にも子供に刺さるので強いですね。

気になった方は一度決算説明資料をどうぞ。

ダスキンの本業の旨み

ダスキンは昔から清掃業に強みがあって、
定額サービスが要だと思っています

大手の飲食店は、
全ての店で契約をしていたりするので、
簡単に業績が落ちないものと思われます。

コロナ禍での特益もありますが、
一気に落ちる事はないと思いますので、

長期投資するにしても、
十分旨味のある銘柄だと思います。

まとめ:100円セールが失敗だった理由
ダスキンの”ミスド”の経営が成功しているわけ

shun's article picture - money on the table
 
ミスドは割と好きで、
昔から割と追っている企業です。

またダスキンとしても、
結構契約しているところも見ます。

株式投資目線で見ますと、
長期保有銘柄としても悪くなさそうです。

理由としては、

  • ミスドが安定経営しそうなこと
  • 本業はストック型ビジネスであること

配当も増配傾向な上に、
今の時点で割安とも言えます

短期・中期では値動きが少ないので、
おすすめできませんが、

コロナショックでもダメージが少ないところを見ますと、
あまり注目を集めない分

リスクも少ないように感じます。

株価が安いところは狙い目かもしれません。

  ストック型ビジネスは今後割と大事です。

おわり

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