《株の世界にも》”合理的”な判断は必ずしも正しいのか《人間か企業か》

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こんばんは。shunです。

人間は”合理的”に動けない。

いま起こっいるウクライナ侵攻が、
まさにその体現となっているのですが、

株式市場も常に”合理的”とは限らない。

 
というのが今回の話となります。

株式投資の世界では、
あれやこれやと理由をつけ、
色んな論を生み出すのですが、

これが全て間違っているのでは?
というような話です。

逆にこの考え方がわかっていると、
株の予想ができてしまうのでは?

というこれもまた一つの論になります。
ということで大事な3点!

  • 合理的とは

  • 株においての合理的

  • 企業が正しいか人間が正しいか

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ちょっとした哲学のような話ですが、
このような考えを1つしておくだけで、

いきなりのことにも反応しやすくなります

絶対上がるはずという心を消しておく方が、
確実に合理的じゃないか?
というのが結論となります。

この記事の間だけでもこんな考えをしてみましょう。

そもそも”合理的”な考えとは何か
株式市場なのか。人間の判断なのか。

shun's article picture - round company
 
まず合理的とは。
という話を簡単にしますと、

理論に基づいているか

 
つまりその出来事に対して当たり前のことなのか
というのが合理的です。

それでは株式市場で考える合理的は?

株式市場で考える”合理的”

かなり好業績であり、
何年も連続で売上高、利益ともに上昇

こんな銘柄があったとします。
合理的に考えればこの企業の株価は上昇します。

しかし、配当などの上昇がなかったり、
株主のような投資をする人間への見返りがなかったら、

株価は下落してしまいます

しかし、それだけで終わる話ではなく、

  • 今後業績は上がるはずだ!

  • 今後配当がつくはずだ!

株式というものは未来への投資ですから、
そもそも”合理的な判断”はないはずです。

なので未来に向けて確実に業績が上がる企業
これが合理的に考えると投資する企業になります。

さて。

こんな企業存在するのでしょうか。

人間的に考えた”合理的”

株主から考えましても、
投資理由によって合理的が変わってきます

  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

つまり売買益を得るか。
保有することによる配当益などを得るか

  その辺りの説明はこちらで

なので銘柄によっての合理的が違う以上
株式市場にすれ違いが起こるのは必然なのです

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企業と人間で違う”合理的”
株式投資の世界で判断を間違う理由

shun's article picture - trust to human
 
このような人と株式市場で起こる。
合理的のすれ違い。

もちろん人と企業の間にもありますので、
その差による株価の矛盾点もあります

概念的な話でもありますが、
後少しなので見ていきましょう。

企業が判断するもの

企業は本来でいきますと、

絶対一番合理的であるものです。

 
ほとんどの数字は開示していて、
これだけのことをするので投資をしてください
その内容を元に出資を募る。

しかし企業もまた”人”です
全てが合理的な判断をするかというと、
未来の不透明さから配当を減らしたりします。

なので企業のすることに不安感が残る。
それゆえの株式投資でもあります。

うまく騙すこと。
これが必要になってしまいます。

その駆け引きがある時点で、
企業に合理性を求めるのは難しいのです

企業に関わる人は

みなさんお金の為に働いています。
なので、
持ち株を持っていても売りたくなれば売ります

自分の会社に自信があれば持ち続けて、
株価は安定的な動きを見せるでしょうが、

外に出た株式を多ければ多いほど、
売買のおもちゃとされてしまうでしょう。

ここには合理的な動きは存在し得ません。
それぞれの考え方を元に自由に動いていくでしょう。

株価が乱高下すればするほど、
このような動きは考えやすいでしょう。

まとめ:結局何が言いたいのか
株も企業も”合理的”な判断は人間が関わっている

shun's article picture - break rubik's cube
 
つまり株にしても、企業に関してもですが、

人間が動かしている以上”合理的”はあり得ない

 
というのが結論です。
株式市場に合理的がないということは、
絶対上がる下がるというのは当たらないです

合理性がないことまで読み取ったとしても、
たまに合理的が生まれてくる以上は、
予測するのは難しすぎます

なので予想を外したとしても、
しょうがないと思ってください。

株式投資は30%の大きい当たりを当てれば勝てます

この%だけで考えていくなら、
合理性を考えただけでも勝てるかもですが、

大勝ちというものは、
合理性がないものから生まれることが多いです。
仕手株などがそうですね。

結果的に大事なところですが、

この合理性を見極める目をつけること。

 
そして、

それに合った投資法を実践すること。

 
案外これは理にかなっています。

株式投資に悩んでいる方は、
是非この考え方をしてみてください。

案外株式投資なんてそれぐらいのものです。

おわり

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