【なぜ上昇した?】混沌からの”海運バブル”へと向かう理由【海運株価】

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おはようございます。shunです。

現在急上昇のテーマがあるので、
早めに記事をお届けしていきます。

そのテーマこそ”海運”です

6/22(火)に東証市場がほとんど急上昇ではあったものの、
その中でもテーマで約5%の上昇と、

とんでもない急上昇となっています。

このような状況を見て”海運バブル”なのか。

実はそれだけではなくて、
色んな指数や数字によりバブルが来るのでは?

と予想することができます。
その辺りを説明していこうと思います。

”海運バブル”はなぜ訪れているのか。
海運株価の上昇の理由

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結論から話していくと、

色々な要因が重なったため。

とするのが正しい気がします。

  • 巣篭もりによる特需
  • 脱炭素へ向けた働き
  • 大手が揃って上方修正・増益
  • バルチック海運指数の急上昇

この辺りが続けて材料として出ているため、
今のところ下がる理由がないものです。

巣篭もりによる特需

巣篭もりにより海運の輸入輸出が高まり、
出せるコンテナ船は決まっているため、

運賃が上がり、特需が発生したようです。

新型コロナにより、
逆に売り上げを伸ばすパターンですね。

これが収まってしまうとどうなるのか。
次の決算では減益も考えられるので、

一時期のものとなる予感もあります。

脱炭素に向けた動き

注意点でも話そうと思っていたことですが、
船舶の燃料に関しても、

脱炭素の重荷が乗っかかってきます。

その中で、9101 日本郵船のニュースにて、

12隻のLNG燃料自動車専用船を連続建造

このような対策も立てている。
と材料が出たことが要因となります。

因みに環境に関する取り組みとしては、
LNG液化天然ガス)や水素などを利用する取り組みがあります。

そのエネルギー運搬の技術も、
どんどん開発されていることから、

需要の高みも見られます。

  脱炭素関連の銘柄はこちらへ

大手海運会社が揃って上方修正・増益

パッと色々と銘柄を見てみましたが、

ほとんどの海運企業が上方修正・増益

という結果となっています。
もちろん大型株から中型株も多いので、
急上昇につられてというのもありますが、

決算が良くて悪いことはありません。

しかし先程もいった通り、
来季はどうなるか。

安心は禁物です。

バルチック海運指数の急上昇

まずバルチック海運指数とは何か

ということですが、

ロンドンのバルチック海運取引所(The Baltic Exchange)
にて石炭、鉄鉱石、穀物などの
運賃価格から算出されている指数で、
連動性の高い海運株の投資には非常に参考になる指数です。

引用:money box

これをみた上で指数(チャート)もご覧ください。

バルチック海運指数 日足チャート

右肩上がりで上昇しています
どこで弾けるかわかりませんが、

海運バブルとなる一旦の原因となっています。

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日経平均の混沌からの”海運バブル”
海運株価の急上昇からの注意点

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それではこの上昇に乗っかれば負けないの?

という話になってきますね。

しかし、注意点見とかないといけない点
いくつか存在しているんです。

  • SOx規制対応強化
  • 米中の貿易摩擦
  • そもそも日経平均の不安定さ

また1つずつみていきます。

SOx規制対応強化

ちょっと難しいので基本的には、
SOx規制への対応について

国土交通省の文面からみていきます。

簡単にいうと、
現在使われている船の燃料に使われる、
SOx硫黄酸化物)の濃度を現在の3.5%から0.5%に減少させよう!

という話です。
脱炭素などの環境問題は今や、
絶対無視できない問題なので、

今後、海運にもダメージを与えそうです。

米中の貿易摩擦

もう言わずともという話ですが、
最近ではウイグルの問題も出てきたので、

色々なところに問題が出てきています。
貿易摩擦が起こると、関税が多くかかります。

米中の関係が悪化すればするほど、
関税の掛け合いがまた始まりますので

どんどん利益を削っていきます。

そもそもの日経平均の不安さ

昨日にも記事をあげましたが、
いつ日経平均株価は急落してもおかしくない状況です。

全体的な暴落を見せれば、
調子がいくら良かろうが、

大型であればあるほど落ちていきます。

昨日の記事でも言いましたが、
近日に起こる可能性は軽微なので、

今後の備えぐらいにしておきましょう。

  日経平均全体の分析

まとめ:”海運バブル”の到来はなぜか。
海運株価はなぜ上昇したのだろうか

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今回は銘柄紹介はなしとなります。

海運関連が株式テーマの銘柄一覧
こちらか、自身の証券会社でお確かめください。

初めの方で言った通り、
全体的に上がっているので、

分析が難しいのがこのテーマです。

どちらかというと、

  • バルチック海運指数のチェック
  • 個別的なチャートのチェック

の方が今は意味がありそうな気がします。
あとは材料の日々確認です。

結果としては、
メリットも多いが、デメリットも大きい

こんな感じですね。
今この場はいいですが、
今後に不安はたくさん抱えています。

このセクションに関しては、
よく考えて投資をしていきましょう。

おわり

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