《株価への影響》”IR”の読み方で気をつけるべきこととは《情報の見方》
All-Investment Investment Stock investment
こんばんは。shunです。
株式投資をする上で大事になってくる情報源。
企業が出す”IR”というものがあります。
もちろんある程度の知識は必要ですが、
少し要点を掴むだけで見方や読み方がわかりやすいです。
そんな株価にも影響があるIR。
少し頑張って読むだけで上昇株の予想にも繋がります。
中身を全て見ないでも、
見出しだけでも読んでおくべき理由と、
その時に気をつけること。
いくつかまとめていこうと思います。
ということで大事な3点!
IRの読み方で気をつけるべきこと
IRを読んでおいた方がいい理由
何が株式投資においての重要な情報か
もちろんKabutanなどで見るだけでも、
要点は掴むことができますが、
それだけでは実は落とし穴があったりします。
気をつけてみましょう。
”IR”の読み方で気をつけるべきこととは
ー株価への影響と情報の見方・読み方ー
まずIRとはどこで見るのがいいのでしょう。
ぼく自身の見方としましては、
- Kabutanで毎日情報チェック
- 気になる銘柄は企業HPから
大体の人がこのようにしているのではないでしょうか。
しかしIRの種類は色々で、
直ちに業績に影響がないものから。
かなり企業の今後に影響があるもの。
色々なものが存在しています。
そのパターン別に気をつけなければいけないことがあります。
覚えておきましょう。
”IR”で注意すべき内容とは
契約したから契約金を受け取りました。
これはどう考えてもいい内容ですよね。
それとは対照的なものなのですが、
- 子会社が事業の開始する情報
- M&Aの情報
- 事業を始めるための思案に入るIR
- 知らない企業との業務提携
- 営業利益・経常利益の増益
これらは中身に関して十分に見る必要があります。
1つ1つ注意点を解説していきます。
子会社が事業の開始をする事業
これはもし事業が魅力的であっても、
その子会社の規模によっては、
何も業績に影響を与えない可能性がある上に、
それは成功するとは限りません。
今なんかはメタバースを始めたりするものが、
よく聞いたりすることもありますが、
元々何もしていない状態で、
株価対策のためにしている可能性もあります。
中身を大事にしていきましょう。
M&Aの情報
M&Aは買収先の企業が赤字なら、
負債を抱えてしまうこともあります。
その企業に対してどれだけ得なのか。
IRを見る上では必要だと思います。
しかしそのM&A先の企業から、
何か事業を広げる可能性もありますので、
その思惑は読み取るようにしましょう。
事業を始めるための思案の”IR”
また事業を始めるための思案。
これは本当に言う必要ある?
と言う内容でもあります。
しっかり事業になった時に投資材料になりますので、
その前に株価が動いたのなら、
それはただのマネーゲームです。
その後には下落が待っていますので、
気をつけるようにしましょう。
知らない企業との業務提携
大きい企業との業務提携なら、
意味のあるものはありますが、
あまり聞いたことのない企業は要注意です。
上場してもいても”ハコ企業”と言うものが存在するのですから、
上場していない企業に、
その危険性がないとは言えませんよね。
ここも気をつけるようにしましょう。
営業利益・経常利益の増益
売上高が2倍になりました。
これはとてつもくすごいことですが、
営業利益が2倍になりました。
となっても元が低ければあまり大きい内容ではありません。
特に経常利益については、
特益などがある可能性がありますので、
もしその内容をもとに投資をするのなら、
何が要因になって増益したのか。
絶対確認するようにしましょう。
企業への投資も経常利益に計上されます。
《仕組み》企業の”投資能力”が業績と株価に影響を与える理由《経常利益》 | shunblog
投資をする人は個人投資家や機関投資家だけと思いがちですが、企業も投資をして資金を作ります。M&Aや事業への投資が思い浮かびますが、それだけではなく売買益を得ることもあります。そんな色々なものに対する企業の”投資能力”はかなり株価にも影響があることだと思っています。例を元に仕組みを解説していきます。
株式投資において株価に影響を与える情報とは
”IR”の見方と読み方は実生活でも得な理由
それではどのような状況はプラスになるのか。
ここからはプラスの内容を考えましょう。
このようなことを少し覚えておくだけで、
少しビジネスの入り口に立つことができます。
どのようなIRを出せば株価が上がるのか。
投資だけでなく、
自分でもし何かを宣伝したいときためになるのではないでしょうか。
”IR”で見るべきポイントとは
絶対的なポイントとしては、
先ほど少し話していますが、
- 業績に影響がある内容
- 業績や配当の上方修正
- 大型の契約の受諾
これらはほぼほぼプラスな内容であることが多いので、
見ておいて損はないはずです。
裏目としては、
上方修正の内容がもうすでに織り込み済みで、
思うほど業績が伸びなかった場合。
それまでに株価上昇をしていた場合は、
株価下落につながることはあります。
ここまで予想していくと難しいことですが、
数日前からIRの動きが激しく、
それにより株価の上昇があった場合は、
どう考えても業績が良いことがわかる時があるので、
そのような場合は要注意だと言うことが言えます。
株価上昇効果のある”IR”とは
やはり一番良いとされるのは、
サプライズ感があるもの。
と言うことが言えると思います。
- 赤字からの黒字回復
- 配当の大幅上方修正
- 明らかに業績に影響の出る事業内容
この辺りは自分で判断すべき点もありますが、
やはりサプライズ感のあるものは強いです。
そして上で説明したものとの対比にもなりますが、
誰でも名前を知っている企業と何かをする。
このようなIRは、
中身はどうであれ。
とりあえず株価上昇の目があると思います。
引け後にこのようなものが出た場合は、
とりあえずPTSでも買って良いと思います。
次の日はマネーゲームですので、
また別問題となりますが。
まとめ:”IR”の見方・読み方はわかっておこう
株式投資を超えての生活への影響がある情報
さあ今日はIRについてとなりました。
Kabutanなどを見ているだけですと、
経常利益が正義かのように出していますが、
ここには落とし穴がありますので、
ある程度の読み方は知っておくようにしましょう。
ぼく自身も決算跨ぎをした時に、
その罠に騙されて損切りしたなんてこともあります。
ある程度の情報を知っておかないと、
株式投資の世界は食い物にされやすいので、
やってはいけないことだけ覚えておく。
このようにするだけで、
実生活の中であっても”大人”になれるかもしれません。
おわり