【ToSTNeT-3】”廣済堂”の自社株買いからの今後のシナリオ【株価の影響】

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こんばんは。shunです。

本日”廣済堂”が自社株買いを発表しました

しかし、自社株買いと言っても、
自己株式立会外買付取引”ToSTNeT-3”で自社株買いを実施。

とのことで、
なんだそれは。と思うことだと思います。

前話した自社株買いのルールですと、
市場内でルールに沿って買い付けを行いますが、

今回はちょっとルールが違います。

  • ToSTNeT-3とは
  • これによる廣済堂の株価への影響
  • 廣済堂にまつわる思惑

この3点を見ていこうと思います。

  通常の自社株買い

ToSTNeT-3の自社株買い
”廣済堂”の株価への影響とは

shun's article picture - research stock chart
 
まず何度も出てきますこの、
ToSTNeT-3とはどのようなものか。

これは所謂、

時間外の決まった時間、決まった数をその日の終値で買い取る。

 
といった解釈になるでしょうか。
今回の廣済堂の条件としては、

27日8:45250万株25億円)を上限に買い付けを行う

大抵自社株買いとは、
一定の期間が決められているものですが、

これは当日限りのものとなります。
一体どうなるのでしょう。

ToSTNeT-3の使い方

つまりどういうことが行われるかというと、

大株主が売却したいと考えているとき。

 
このような場合に使われるのだと思います。

全体の10%にもなる株式になりますので、
個人から集めるのは大変です。

実際に売りたいと思ってるかは分かりませんが、
10%以上持っている株主が売ると考えると、

わかりやすい話になるのではないでしょうか。

個人ももちろん活用できますが、
もう売りたい人が額が決まっているなら、

売れない可能性も出てくる。

 
そういうリスクも考えておきましょう。

”廣済堂”の株価への影響

元々の自社株買いの場合ですと、
株価の上昇はほぼ間違いないです。

しかしこの場合ですと、
株価の下支えはないものなので、

そういう意味ではプラス影響は少なそうです。

しかし、それは単純に短期の考えでして、
長期で考えますと、

自社株買いにあるメリットにある通り、
買いを決定づける指標は上昇するので、

今後注目を浴びることにはなりそうです。

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”廣済堂”の株価に影響を与えそうな、
思惑を一覧にしてあげてみる。

shun's article picture - Funeral hall
 
ここまでは事実の話をしていきましたが、
ここからは色々な思惑の話をしていきます。

ぼく自身の考えも多く含む話なので、
考えをもとに自分で答えを出してみてください。

一応目次としては、

  • 廣済堂がTOBに揺れた過去
  • 今回の売却元はどこか
  • 買い煽りの存在

このような点になりますね。
1つ1つみてみましょうか。

”廣済堂”がTOBに揺れた過去

この廣済堂の話の元という話ですね。
株価が低迷していた時期の話です。

この廣済堂の子会社に”東京博善”という企業があります。

東京の葬儀場をほぼ独占しており
廣済堂の強さをここにあるというものです。

しかし、廣済堂自体は印刷業で、
どんどん経営が悪化していました。

そこに目をつけたのか、
かなり安い価格でTOBを仕掛けていきますが、

次々に対抗TOBが価格を引き上げ、
最終的に不成立という結果になりました。

ここからがまだ面白い話でして、
この後麻生グループが20%。中国系企業が10%ほど。

その後、東京博善を完全子会社とし、
当分売却をしないことなどを条件とすることで、

一旦この問題を終わることとなりました。

ちょっと途中省いていますが、
大体こんな感じです。

売却元はどこなのか

そして上で紹介しました、
中国系の企業。

注目の中国系の企業の持ち株数が、

現在”254万株”

 
ちょうどが数字が合うので、
ここが売却元と思うのが普通になりそうです。

これが今回の売却主だとするなら、

中国系が諦めたことがプラスなのかマイナスなのか。

 
この辺りは人によって答えが分かれそうです。
結論は後で書きます。

買い煽りの存在

昨日から有名な買い煽りの方が、

突然Twitterにて廣済堂をつぶやきはじめました。

 
まだ自社株買いの前だったこともあり、
情報が漏れてた。

そんな可能性も出てきました。

  • 廣済堂の謎のストップ安。
  • 今回の買い煽り。

これらの情報をまとめますと、
銘柄が完全に仕手化しているとみていいでしょう。

しかもこの方が呟く銘柄は、

かなりの上昇をした後、一気に落ちる。

 
そんな動きをすることが多いので、
今後は注意が必要な銘柄となりました。

  廣済堂の謎のストップ安の件はこちらから。

まとめ:”廣済堂”のToSTNeT-3による自社株買い
株価への大きな影響とは

shun's article picture - choice door
 
結論の前に情報をまとめます。

  • 中国系企業から250万株を買い戻す(数字的に
  • 買い煽りが騒ぎ出す(事実
  • 東京博善が動けない限りTOBはないか(推測

これまで色んな思惑があった廣済堂
ある程度の動きが読める展開となってきました。

これからいい企業になる可能性は秘めています。
しかし、今の株価はなぜ上昇したか

そう考えると、

廣済堂は短期で考えた方が良い。

 
というのが結論です。
ぼく自身の本命株として保有しておりますが、

これから株価の動きによっては、
今売却を考えている場面であります。

全ての嵐が去って、
株価が落ちれば割安は割安ですから、
今後の復配を期待して買うかもしれませんが、

とりあえず思惑は終わりそうな予想です。

ぼく自身の考えにはなりますので、
かなり株価が上昇するかもしれませんし、

答えを出すのは一人一人だと思います。
ここからの動きは見逃さないように!

おわり

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