《なぜ上がるのか》”株式分割 併合”のメリットとデメリット《株価影響》

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こんばんは。
shunblogのshunです。

当サイトでよく取り上げる6347 プラコー

”株式分割”を発表しました

これによって実際何が変わるのか。

ちょっとわかりにくいですよね。
配当が出る銘柄で分割による調整がなければ

実質的に増配

 
となるわけです。
しかし、分割による調整があった場合

そこにメリットは存在するのか。

今回のプラコーがそのパターンです。

それでは今回の大事な3点!

  • プラコーの株式分割どう予測するか

  • 株式併合のメリット・デメリット

  • スクイーズアウトという危険性

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なぜ分割で株価が上がるのか。
併合で株価が急落した。

ただ単純にその行為に意味があるのではなく
なぜしたかが大事になってくるところです。

ある程度は知っておくようにしましょう。

”株式分割”のメリット・デメリット
株価はなぜ上がるのか

shun's article picture - half blue orange
 
まず株式分割とはどういうことかというと、
株を複数株に変更すること

つまり、
株主の持ってる株の実質的な価値を変えずに、
株式数を増やすということ。

こうなります。

さあ冒頭でもした通り、
配当も優待も変わらない・価値も一緒

メリットがあるようには感じませんよね。
ここからは”投資家心理”的な話です。

”株式分割”のメリットとは

2分割・3分割されたりすることがありますが、
何度も説明をしますと、

株価が2分の1、3分の1になります。

 
もし欲しい銘柄があったときに、
株価が5000円2500円1650円

”同じ銘柄”の株が3種類あったら、
どれを買いますか??

と質問すると、
ほとんどが1650円を選ぶと思われます。

これは少ない資金で買えるのもありますし、
多く株式を買えるということは、

上がると思う銘柄なら購入意欲が湧きますよね。

 

  • 流動性が上がる
  • 配当調整がなければ配当が上がる
  • 投資家心理を高めることができる

こんな形ですね。

”株式分割”のデメリットとは

じゃあ何回でもしたほうが良くない?
単純にそう考えると思います。

しかしそうでない理由もありまして、
これだけいいメリットがあるということは、

短期的な売買を狙った投機家が入ってきます
その投機家によって、

株価が乱高下する可能性があります

それだけ株価が上へ下へ動いていくと、
どんどん既存の投資家を不安になり、

売りを出してしまうことから、

最終的に分割前の株価よりも安くなる。

 
そのような事例もたまに見ます。
株主を増やすことは、
必ずしもいいことばかりじゃないようです。

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”株式分割”の逆 ”株式併合”のメリットは?
分割と違いデメリットが多い併合とは

shun's article picture - stock price danger
 
それではこの逆の株式併合ですが、
これは逆に、複数株を1株にすること

ただただ逆なことですが、
実際起きている事象でお話しすると、

2315 CAICA

の話ですね。
もうここで結論が出てしまいますが、

デメリットになることが多いです。

単純に考えて、
”株式分割の逆”と考えてみると
なぜなのかはわかる気がしますね。

しかしデメリットだけではなく、
メリットがないとする必要がなくなります

そこも含めて説明していきます。

  CAICAの最新記事はこちらより

株式併合のメリット

正直デメリットだらけですが、
企業側も何か企みがあって併合を行います。

まず併合する企業の特徴として、
低位株であることが挙げられます。

先程あげた2315 CAICAですが、
20円〜60円ぐらいで株価推移してまして、

低位株であると、
あまり知らない投資家からは、

とんでもないボロ株だな。

と思われかねません。
そこで併合することによって、

企業価値を上げること。

 
これが一つの目的ではあります。
あとは”株式を少し持っている人を排除する”

スクイーズアウト少数株主の排除

という目的もあります。

少数株主の排除(スクイーズアウト

つまり安い株ですと、
100株2000円ほどで買えてしまうわけですが、

この株主にも諸費用がかかってきます。

それもタダでできるわけじゃないし、
費用もバカになりません。

そんな費用を削っていこう。
という狙いがあります。

しかし株主を排除する行為は、
逆に首を絞めてしまうことでもあるので、

デメリットにもなり得ますよね。

 スクイーズアウトの怖い話

株式併合のデメリット

最後にこれは、
あんまり考えたくないことですが、

握力が弱い銘柄の場合、
株価の下限を広げてしまうので、

売りやすくなってしまい、

結果株価の下落につながってしまう。

 
最近のCAICAはこの状態ですね。

デメリットのまとめ

色んなとこにバラついたので、
まとめだけしておきます。

  • 少額株主排除による株主心理の悪化
  • 株価の下限を広げてしまい売りが加速する
  • 少額投資の人が買いにくくなる

全て心理的な話にはなりますので、

元々注目の強い銘柄なら、
関係なく株価は上がりますので、

これだけを指標にしないように、
注意するようにしましょう。

まとめ:株価が上がる時の理由
”株式分割 株式併合”のメリット・デメリット

shun's article picture - chart window
 
やはりイメージ的にも、

  • 株式分割はプラス
  • 株式併合はマイナス

こういったものを感じると思います。
しかし必ずそうかと聞かれれば、

そうでない部分もある

という記事となりました。

もちろん投資家心理的には、
株式分割時には買いを推奨し
株式併合時には売りを推奨しますが、

別々のメリット・デメリットがあり、
そうでない動きをすることもあります。

  • その銘柄の人気度
  • 今後の将来性

それらを判断し投資を考えることが必要です。

過去の”株式分割 株式併合”の銘柄

松井証券ー銘柄情報

こちら松井証券のサイトとなりますが、
過去の分割・併合をする銘柄や、

今からする銘柄も簡単に確認できますので、
一度気になる銘柄だけでも、

確認してみてください。

それが何よりわかりやすいし、
新たな発見も出てくるかもしれませんし、

今後の投資のヒントとなります。

 
投資は細かいことからやっていきましょう。

おわり

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