【株主の噂】”廣済堂”の株価を急上昇させる思惑とは【麻生・中国系TOB】
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こんばんは。shunです。
さてお待たせの”廣済堂”の記事となります。
前の記事により、
短期での動きが予想される。
という風に書きましたが、
自社株買いにて思ってもいないことが起こりました。
今回の内容としては、
- 自社株買いであった思惑
- 再燃する以前の思惑
- 株価への影響はいかほどか
以前の記事を読んでおくと、
分かりやすくなると思います。
わからなくなればこちらの記事からどうぞ。
【ToSTNeT-3】”廣済堂”の自社株買いからの今後のシナリオ【株価の影響】 | shunblog
このブログでも何度も取り上げた”廣済堂”の続報です。突然何もない中で出てきた”自社株買い”。これが ToSTNeT-3によるものであることから、色々な思惑がまた出てきました。そもそもToSTNeT-3とは。これによりどのように株価へ影響があるのか。今後の廣済堂の考えられるシナリオとは。この辺りを考えていきます。
”廣済堂”の自社株買いででた思惑
売った大株主は麻生か中国系か。
まずここは以前の記事のおさらいですが、
- 廣済堂が
250万株
をToSTNeTにて取得を宣言 - 大株主
3位
のR&Lホールディングスの持ち株が254万株
- R&Lホールディングスが処分したいと打診(
予想
) - 株価の減少を防ぐためにその場を設けたか
との予想を立てました。
しかし恥ずかしながら完全に外しました。
実際に”廣済堂”に起きたこと
大量報告がかなり遅くなったんですが、
大株主1位の麻生が半分以上処分
なんと長期保有を宣言していた、
”麻生グループ”が処分をしていました。
こちらを見ると、
麻生グループの250万株が減ってます。
これにより、2位のグローバルワーカー派遣が筆頭株主となります。
ここに面白い話があります。
R&Lホールディングスとグローバルワーカー派遣
- グローバルワーカー派遣
- R&Lホールディングス
この2つの会社を調べて見ると、
同一住所にある企業だということが分かります。
同一住所の企業が同じ企業の株を集める。
これが関係ないわけがないです。
そして、これが中国系の企業でして、
この廣済堂の子会社”東京博善”の火葬技術を欲しがっているんじゃないか。
そしてこの裏にいるのが、
あの日本にもあるラオックスの社長。
この話は前のTOB合戦のときにあった話ですが、
麻生の参入によりうやむやになります。
今回麻生が引くことになり、
また始めるんじゃないか。
現在2つの会社の廣済堂の株式を合わせると、
ほぼ30%
に。
このまま終わる話とはならないでしょう。
”廣済堂”の思惑による株価の上昇はあるか
TOBが実行される可能性は
今のところこの思惑と、
短期的な株価上昇に乗っかる形で株価が上昇しています。
この後の株価の上昇はどう考えられるでしょう。
株価が上昇しすぎると、
株式公開買い付けが行いにくくなりますし、
一旦株価は下げるのではにないかと考えます。
その辺りのシナリオを考えてみましょう。
TOBが実行される可能性とは
TOBが実際に実行される可能性はあるのでしょうか。
正直な話ですが、
いつやるか。
これはかなり予想が難しいところで、
このまま上がりすぎると全然しない。
という予想もありますし、
元々する気がない。
という本当に予想違いの可能性だってあります。
ここからはおそらくするであろう。
このような前提で話してみます。
TOBした場合の価格
株式公開買い付けという形で、
その株価の30%〜50%
の値段を提示し、
その価格で株主が納得すれば成立となります。
現在の株価から考えると、
広めに考えて、1300〜1700円
ほどでしょうか。
今の勢いだと2000円
いくと予想もできますが、
あまりにも飛躍させすぎかなと、この予想です。
これが現在この価格でも上昇させる思惑ですね。
TOBに関してははこちらの記事のような場合も
【株価はどうなる?】最後まで安心できない”TOB”【3751:日本アジアG】 | shunblog
今回の記事は自分が気になる情報があったので、その調べるついでに書いてみました。なので、わからないことも多いので、見る方は”解説の記事ではない”ことを先に言っておきます。”今何が起こってるか””どんな思惑が考えられるか”を考えてみました。”TOB”は去年ぐらいから面白そうで少しずつ学んでるので、みんなで学んでいきましょう
まとめ:”廣済堂”に再燃した中国系の思惑
麻生グループが抜けTOB案が再出か。
さあ色々な思惑を考察しましたが、
なかなか思い通りにいかないのが株式投資です。
ちょっと表に材料が出過ぎてるのが気になるところで、
先にここまで透けていると、
株価上昇してしまうのは読めます。
なので逆に展開が読みづらいのが本音です。
ぼく自身全力プッシュではないですが、
それがなくてもいい企業だと思いますので、
しっかりみていきましょう。
麻生グループの撤退
今の時点でこれがいい材料になってますが、
長期保有目的の企業が抜けたというのは、
ちょっと嫌な話ではありますよね。
ぼく自身も長期的観測で保有していたので、
ちょっと複雑な気分ではあります。
これが企業にとっていいことなのか、
ここからの廣済堂の対応を見ても分かりますので、
その辺りもしっかり見ておくと、
勉強になりそうですね。
おわり