【高すぎるのはダメ?】”自己資本比率”の株価との関係とは【企業安定性】

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こんばんは。shunです。

株式投資を財務分析の立場から考えるときに、

絶対必要になる”自己資本比率”

高ければ企業の安定性が増す。

と言われますが、
なぜそこが企業の安定性と関わりが出るのでしょう。

自己資本比率だけならまだしも、

  • 自己資本利益率(ROE
  • 総資本利益率(ROA

などと色んな言葉が出てきてややこしいですね。
そんな中で今回は、

  • 自己資本比率の株価との関係
  • 高すぎると株価は上がる?
  • 自己資本利益率(ROE)の考え方

 

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割と大事な項目だと思うので、
見ていただいた方には全て分かるように、
そんな説明を心がけていきます。

”自己資本比率”の株価との関係性
高すぎるとどうなるのか

shun's article picture - corporate analysis
 
まずこの自己資本比率の株との関係性は、
かなり重要なことでして、

投資家が投資した資金(自己資本のほとんどを占める)が、

他で調達した資金も含めて、
どのくらい占めているかというものです。

企業が株券として発券したものを買い、
それがお金になるという流れになりますので、

つまり企業側からすると、
”返す必要がないお金”
ということとなります。

つまり企業の安定性を示すわけですね。

企業の安定性

資金の調達方法として、

  • 有利子の借入
  • 資本を増やす
  • 企業の財産を売却する

このような3種類となります。
もちろん有利子借入になりますと、
返す必要がある上に、利子もかかってきます

なのであまり大きくなりすぎると、
返せなくなってしまい、倒産の可能性が出てきます。

財産を売却する場合でも、
売りたくないものを売ってしまうのなら、

企業的な価値も下がってしまう恐れがあり、
マイナス効果は避けることができません。

なので一番いいのは資本を増やすことです。
返す必要のないお金が増えることで、
安定的な企業経営が行えることとなります。

全体的な資産の中で、
この自己資本がどれだけを占めているかの指標

これが”自己資本比率”というわけですね。

”自己資本比率”は高ければ高いほどいい?

前の項目の内容のままいきますと、

高ければ高いほどいいのか。

 
ということとなりますが、
実はそうでもなかったりします。

まず企業の業績が安定するからといって、
それが成長性につながるわけではありません。

逆に考えてみますと、
自己資本比率が高いということは、
安定性としては間違い無いですが、

株式資本の決められた資産で経営をしている。

ということとなります。

なので成長性という分野で考えますと、
しっかり借入をして経営をしている方が、
上を目指して挑戦をしている。

という考え方もできると思います。
なので、”安定性”は図ることはできますが、

”将来性”という点においては、
ここだけでは測れないものがありますね。

9984 ソフトバンクグループの例

ソフトバンクは”自己資本比率”の低い企業
として有名となっていますね。

  こちらで確認してみてください。

これは株主資本に加えまして、

資金を借り入れて投資などに回しています。

 
その結果かとんでもない売上高を出しています。

しかしやはり安定性に不安が出ますので、
一度利益としての数値が減ってしまうと、

今のように株価が下がり調子となります。
色んな見方ができる数値となっています。

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”自己資本比率”を元にした株価予想の指数
安定性との関係性も図れる自己資本利益率(ROE)

shun's article picture - digital marketing analysis
 
自己資本比率とは、
単純に安全な株主資本がどれだけを占めているか。

これだけを表す指標でしたので、
まだ他に調べるものが多く、難しい数値です。

そこでわかりやすく用意されている数値として、

自己資本利益率ROE
という指数が存在しています。

”自己資本利益率”の考え方

つまり株主が投資した資金に対して

どれぐらい効率よく利益を出しているか。

 
これが分かる指数となっています。

かなり極端の例を出しますと、
100%であれば投資したものに対して、
同じ資金()を生み出せる企業。

ということになりますので、
かなり企業の力がある数値となりますね。

この自己資本比率は10%ほどあれば健全と言われています。

しかしこの数値、”問題”もあるんです。

”自己資本利益率(ROE)”の問題

先程のソフトバンクの例を出しましょう。

自己資本比率が20%ほどと低迷していますが、
なんと自己資本利益率は60%を超えた数値にもなっています。(21.3)

これは何が起こってるかというと、
ソフトバンクの場合、有利子借入が多いです。

そのためそこから計上された利益も、
全て合計されたものを自己資本で計算します

つまり借入が多い企業に関しては、

この指数は高くなる可能性があります。

 
そのときに一緒に見ておくといいのは、
総資本利益率ROA)という指標です。

名の通り、借入も全て含めた総資本に対しての利益率となります。

”総資本利益率(ROA)”も大事な理由

つまりここを見ることにより、
借入も含めた資本に対する利益が見えてきます。

先ほどの自己資本利益率ROE)を合わせてみてみると、

  • ROEが高く、ROAが低い場合。
     →有利子負債が多い可能性
  • ROEが低く、ROAが高い場合。
     →借入と株式資本のバランスが取れてない可能性

このような可能性が考えられます。
なので両方を見ることにより、

企業が今どのような資金で運営していて
利益を効率よく出せているか

こんなことがこの2つの指標で見えてきます。

もっと色々見る必要はありますが、
これでも割とわかるのでおすすめです。

一般的にROAは5%あれば健全と言われています。

 

まとめ:”自己資本比率”の株価への関係性
ROEやROAをしっかり見て安定性を判断

shun's article picture - library walk to men's
 
全てを言語化するとこんな感じになります。

割とこの辺りはネット上の情報では難しく、
ぼく自身勉強してから記事を書いています。

因みに割と簡単なのですが、
ビジネス会計検定3級を勉強しますと、
この辺り内容がよくわかってきますので、

勉強してみることをおすすめします。

この記事でわかっていただければ、
とても嬉しいことなのですが、

文章を読むだけだと難しいこともあります

更に企業の安定性はこれだけでははかれないし、
株価の判定基準としては、

もっと深く入った分析が必要となります。

ROE、ROA、自己資本比率

 
この3点は”基本”として押さえておき、
どんどん考え方を柔らかく広くしていきましょう。

  実際の資金の動きはキャッシュフローで掴みましょう。

  簡単な決算書の読み方

おわり

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