《スノーピーク》”時価総額”が高すぎることに意味ないのか《株価との関係》
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こんばんは。shunです。
突然ですが、
スノーピークという企業ご存知でしょうか。
キャンプ関係の企業なのですが、
- キャンプの運営
- キャンプ用品の取り扱い
アウトドア系ならなんでもござれと言った感じですが、
このコロナ禍においても関係が深く、
- 1人キャンプ
- 緊急事態宣言明けの需要増
これらの材料により、
もちろん仕手込みでしょうが、
”時価総額”がかなり上昇しています。
なんと1000億円
突破しています。
正直株価とともに高すぎる値です。
だからこそ意味ないと言われますが、
なぜそのように言われるのでしょう。
ちなみにこれ初めに知ったのは、
スノーピーク時価総額1000億円台に キャンプ人気が追い風
こちらのニュースからとなります。
時価総額って結局なに??
よく出てくる言葉ですので、
きちんと意味を理解しておきましょう。
ということで今回の3点!
時価総額と株価の関係性
大きければ企業の価値は高い?
意味ないと言われる理由
スノーピークの株価分析をしながら、
その時価総額との関わり。
合わせてみていきましょう。
”時価総額”と株価との関係性とは
スノーピークの時価総額はなぜ高すぎる?
まずこの時価総額の意味からですが、
株価×株式総数
この計算式によって出される、
企業の大きさを表す数値かのように出されますが、
少し違和感がありませんか?
”時価総額”の違和感
確かに株がよく買われれば株価は上がり、
その分時価総額が上昇していきますので、
注目度がそのまま時価総額になる。
それは間違いないと思いますが、
ここには少し落とし穴もあって、
スノーピークがただただ、
期待だけで上昇したかと言われれば、
そうではない一面もあって、
仕手筋(短期で株価操縦にあたる
)の存在もあると思われます。
そうなってくると、
今の状態で1000億円突破は立派ですが、
それが正しい数字かと聞かれれば、
少々疑問の残るところではありますよね。
仕手株を知りたい方はこちらまで
【初心者でもわかる】”仕手株”や”空売り機関”の特徴【銘柄の見つけ方】 | shunblog
この前の記事では、”投資と投機の違い”を説明しましたが、今回はその中から発生した言葉、”仕手株”の説明を主にしていきます。合わせて、初心者が引っかかりやすい”空売り機関”の話。その銘柄の見つけ方について簡単に説明していきます。初心者にもわかりやすく説明してみました。結構大事なことなので一読してみるといいでしょう。
実際に企業の価値を図る方法
やはり長年やっていて、
株式を分割したり、単純に株価が高値になっていたり、
耳にするような有名な銘柄に関しては、
流石に時価総額の単位が変わってきますので、
相対的な企業の価値を図る基準となりそうです。
結論を考えてみますと、
200億
や300億
の差では、
企業の大きい小さいの差なんて決められない。
ということとなります。
実際のアウトドア業界に関しても、
3028
アルペン 1467億(8/19現在
)7564
ワークマン 1467億(8/19現在
)3028
シマノ 2兆8039億(8/19現在
)
これらがかなり上にいるのが分かります。
”時価総額”が意味ないと言われる理由
”スノーピーク”を例に挙げて関係を解説
初めに説明した通り、
時価総額は株価に依存するものですが、
時価総額が指数として意味がない。
なんて声を聞いたりもします。
それでは意味ないと言われる理由はなに?
この辺りを例を挙げて説明していきます。
”時価総額”は果たして意味がないのか
例えば当ブログで紹介してます。
2315
CAICAの話となりますが、
株価は157円
。時価総額は109億
です。
スノーピークが株価5000円
で時価総額1000億
。
と考えると時価総額が高すぎるのが分かります。
もちろん将来性はまだあると思ってますし、
その価値がないとは思ってないです。
しかし市場の評価から考えると、
時価総額が高すぎるんじゃないか。
と思われる方もいると思います。
ここで新株発行の話をします。
上場企業は資金の調達として上場をするわけですが、
新株予約権といって、
更に追加で株式を増やすことができます。
その分株式の総数が増えることで、
時価総額が上がっていくというわけです。
このようなことを増資といいますが、
前向きな増資と後ろ向きな増資がありますので、
倒産しないために増資をして、
時価総額が上がっていった場合、
マイナス材料となってしまうので、
意味がない。というわけですね。
CAICAについてはこちらまで。
【今後はどうなる?】2315”CAICA”を保有し続ける理由とは【株価予想】 | shunblog
懲りずに 2315 CAICA の記事を書きます。今後の展望とともに、なぜここまでCAICAを応援するのか。具体的な理由を書いてみました。当分は下落すると思いますが、ここで終わりではないと思っていますので、応援の意味も込めています。とりあえず第二四半期決算が山です。1つの意見として見ていってください!
まとめ:”時価総額”と株価の関係性とは
高すぎるとしても意味ない理由とは
結論としては、
意味はあるけど、下調べは必要!!
という結果です。
CAICAという企業は増資を繰り返しているので、
株価こそ高くないですが、
発行枚数がかなりの数になっております。
発行枚数を増やしても、
それに対する結果を出さなければ、
成長度合いも図れません。
またスノーピークに関しても、
仕手株になってしまって、
一時的に株価が上昇しているので、
今度落ち着いた時がその企業の価値。
ということになると思います。
このような話からとると、
時価総額だけでは意味がない。
という答えですね。
”時価総額”が低い企業の話
時価総額が低くて、株価が高い。
このようなパターンがあると思います。
つまりこれは発行枚数が少ないので、
1回の売買で株価が乱高下しやすいです。
これから成長するであろう企業は、
かなりの狙い目なのですが、
上場したてだったりすると、
かなりのマイナスを出す可能性もあるので、
充分に気をつけて投資をしましょう。
おわり