《佐渡汽船》”スクイーズアウト”に違法性はないか《個人の対抗手段とは》

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こんばんは。shunです。

最近をよく注目を浴びる”佐渡汽船”

いきなりストップ安をつけ、
何が起こったのか。と思う方もいると思います。

この銘柄のニュースを見ると、

  • スクイーズアウトにより
  • 27万株を1株に併合

とすごいことが書かれていると思います。
何か意味が分からなくても、
すごいことをしているとわかるレベルです。

結果としても株価として出ていますし、
捕まってしまった人もいることでしょう。

ということで今回は、

この”スクイーズアウト”に焦点を当てていきます。

今回の大事な3点!

  • スクイーズアウトとは

  • あまりにもひどいスクイーズアウトの違法性とは

  • 佐渡汽船での個人投資家の対抗手段はあるか

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最近グレイステクノロジーや、
テラやこちらの佐渡汽船。

なかなか怖いことが起こっています。
気付かないで持っているとただの紙切れ(データ)です

このようなことには要注意していきましょう。

佐渡汽船で起こった”スクイーズアウト”
違法性は?個人投資家の対抗手段はあるのか。

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そもそもこのスクイーズアウト
ぼく自身もちゃんと理解してなかったのですが、

大義名分としては、

少数しか株を持っていな株主の排除。

 
というのが理由ではあります。
なので株式併合などをすることによって、
単元未満株を作ります。

その銘柄の単元が100株からなら、
併合時点で100株持ってない投資家の株を企業は買い取れます

上場維持のためのコストはバカにならないようで、
このような動きはたまに見ることができます。

しかし今回はもっとえげつない内容です。

  株式併合によるスクイーズアウト

佐渡汽船の”スクイーズアウト”

27万株を1株に株式併合。

そして強制的な買い上げで、
200円近くの株を30円で強制的に買い取るという内容です。

というより勝手に買い上げて、
報酬として30円を渡す。という内容です。

全てが無茶苦茶に見える内容なんですが、
一応違法性はないようです

しかし過去には同じような内容によって、
裁判が起こったケースはあるようです。

あまりにも少数株主対して配慮がない
というものになります。

今回の結果としては今のところ、

株価はストップ安となり、
ここから買われるとしても、

  • 投機目的のマネーゲームか
  • 内容を少しでも変えてくるか

これらを待つしかないと思います。

個人投資家の対抗手段

先ほどの話そのものですが、
裁判をする。

という内容になります。

基本的に考えると、
泣き寝入りするしかありませんので、
落ちた株価を眺めることとなります。

そもそも株式投資は自己責任なので、
企業にお願いもできるし、提案もできるけど、
違法性がない限り法に訴える事はできません

しかし理由をつける事はできます。

ジュピターエレコム事件

過去にこんな事件もあったようです。
どうにかしたいという方は、
一度この事件をチェックすることをおすすめします。

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佐渡汽船で起こった”スクイーズアウト”
この事態は読めなかったのか

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一度この前に株価が上昇していますが、
なぜ買ってしまうのでしょうか。

ぼく自身が飛びつかなかった理由を含め、
佐渡汽船にまつわる話題を押さえていきます。

ポイントとしては、

通常の買収ではプレミア値が付くこと。

 
なぜ今回はこのようになったのでしょう。

この事態は読めなかったのか

まずことの始まりは、
佐渡島の金山が世界文化遺産に推薦されて
思惑が集まったことからです。

その後みちのりHDが経営再建をする。

こちらに関する報道が出ます。

これによりTOBを期待して株価は上昇しますが、
ここが問題点となります。

コロナ禍前から業績がいいとは思えない企業
そんな企業にプレミアム値をかけてTOBするか

大体TOBはプレミアム値をかけて、
市場内で株主から株を買い取ることが目的です

そうするに値する企業か。
と考えますと、その時点で答えは出たのでは。

というぼく自身の読みでした。
今となっては後付けとなる内容ではありますが、

単純に怖いというのが感想です。

まとめ:”スクイーズアウト”とはそもそも
”佐渡汽船”の例は結局違法か

shun's article picture - half human to color
 
そもそもこのスクイーズアウト
全てが悪いものだとは言えません。

少数株主は企業にとっては、

あまりいいものだとは言えません。

 
いればいるほど手数料はかかるし、
今後プライム市場において、
株主の人数の縛りが前より必要でない以上、

企業にとってはいい結果である可能性が高いです

しかしそれは株価下落に繋がるもので、
企業の自身の無さの現れでもあります。

しかしあまりにも無視してしまうと、
今回のようなことがまた起こってしまうでしょう。

昨日まで取引していた銘柄が、
このようになる事は稀にあります

危険な銘柄はそれぐらいのリスクがある。
そう考えて取引するようにしましょう。

おわり

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