《高すぎるとダメ?》”配当性向”が100%以上あっても考えるべき危険性とは

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こんばんは。shunです。

少し前に配当利回りの話をしましたが、

その中で出てきた”配当性向”というもの。

簡単に説明しますと、

利益に対してどれぐらい配当として還元するか。

 
ということとなります。
なるほどここを確認することによって、
株主に対してどのような考えを持っているか

これがわかる数値となります。

しかしこれが高すぎるといいかと言われれば、
100%以上ともされる企業もあり、

どう考えても危険性を感じますよね。
そんな配当性向に関して深く解説していきましょう。

ということで大事な3点!

  • 配当性向が高すぎる意味とは

  • 100%以上となる後の危険性は

  • 配当性向の高すぎる銘柄一覧

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株式投資を始めたときというものは、
配当利回りばかり気にしがちですが、

配当性向を確かめておくことによって、
増配や減配なども予想することができますので、

確認するクセをつけるようにしましょう。

  配当利回りの判断基準はこちらより。

”配当性向”が高すぎる危険性
100%以上となるパターンとは

shun's article picture - stack money
 
まず配当性向は。
30%ほどがいい水準となっていますが、

50%という企業や、
なんと100%という企業も存在しています

何も考えずにこの数値も見ていますと、
株主のことを考えていて将来有望だ。
と思うかもしれませんが、

ここで単純に考えてみようと思うのですが、

全体の利益に対して100%還元します。
そうすると会社としてのお金は増えませんし、
その分投資などに積極的になれないかもしれません

結局配当性向とはどのように考えるべきなのでしょう。

”配当性向”の考え方とは

まず50〜100%出す企業ですが、

企業の考え方からいきますと、
それだけ株主のことを考えてるんだから、
もっと投資してくれよ。

ということとなります。
つまりどちらかというと無理して配当を出しています

何か成長余力があってのことか
企業ごとに見えてくると思います。

ここからはイメージの話もありますが、
自信があるから配当性向を伸ばす
というのは幻想だと思っています。

  • 上の市場に上がりたいこと
  • 一旦注目を集めたいこと

 
これらに限ったことではないですが、
このように感じてしまうからこそ投資しにくい話でもあります。

実際に”配当性向”が高すぎるとどうなるか

実際に高かったパターンですと、
配当性向100%を続けると言っていた企業が、
次の年に減配した

ということがありました。
まずこのような場合色々なことも考えられまして、

  • 純利益が減少した
  • 100%を維持できなかった

どちらの場合においても、
実際にもらえる配当としては落ちてしまいますので、

配当性向が大きすぎるというのは、
どんな面においてもデメリットが感じられます。

ちょうどいいパターンとは

やはり一番信頼できるパターンとしては、

  • 安定経営
  • 配当性向50%程度
  • 事業の成長性あり<

こんな企業は50%という数値も信頼できまして、
安定投資できる1つの指標となります

このときに配当利回りとして考えたときに、
あまり高くないというパターンはありますが、

今後の事業の成長性が見られるなら、
どんどん配当は高まっていく可能性もありますので

利回りが安いということは、
株価が安いということにもなりますので、

そのうちにいっぱい買っておく。

 
というのは1つの手だと思います。

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”配当性向”が高すぎる銘柄一覧
100%以上の株銘柄をチェックしておくべき理由とは

shun's article picture - stock to buy or sell
 
配当性向が高すぎる銘柄。
スクリーニングして調べてみますと、
割と銘柄として出てきます。

こちらMINKABUさんのページで調べてみますと、
配当性向が100%以上となる企業が、

なんと110社存在しています。(2022/7/3現在

もちろんこの中には赤字の企業もありまして、
減配していないだけで無理して配当を出している

という企業もあります。
この中でもまだおすすめできるのではないか。

という企業をいくつか厳選しまして
選定していこうと思います。

”配当性向”が100%以上あるおすすめ銘柄

【8093】極東貿易
産業向け機械を扱う商社です。
海外に強みを持っているので、
円安でも強みがあるところもあり、
2022年3月より3年間配当性向100%を宣言しました。
今の時点でも利回りが高いこともあり、
まだ業績が伸びれば増配余地もあります。
円安が続くと考えるとしても、
長く持ってられる銘柄になるかも。
【5988】パイオラックス
自動車向け部品を扱う企業。
日産向けに強い上に、
今海外にも拠点を広げています。
3年間配当性向100%を掲げており、
増配により配当利回りも9%近い数字です。
注目されない訳がない数値です。

まとめ:”配当性向”が高すぎる危険性とは
100%以上の数値に惑わせれないように

shun's article picture - white paper choice
 
結論としてまとめますと、
100%以上あるパターンとしては、

  • 業績が突然悪化した
  • 市場をあげたり注目を集めるために、
     一時期的に配当を増加させた

このようなパターンが一般的です。
もちろん投資金として集めるために、
株価上昇を狙ったもの。

という考えはありますが、
株価上昇のために還元を出し過ぎてしまうと、
他に投資を回せないという悪循環もありますので、

成長鈍化につながることもあります。

なので配当性向と配当利回りだけ見て判断するのではなく、

その企業の事業の成長性や、
今後どのようなお金の流れが考えられるか

など全てを見た上で、

配当性向が高いから長期保有できる。

 
と判断できるのが適当ではないかと考えます。
この数値は難しいものではありますので、
初心者は特に気をつけるようにしましょう。

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おわり