【コツを解説】コロナ禍の”決算書”の読み方にはクセあり??【株式投資】

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こんばんは。shunです。

今回は”決算書”の読み方の話になりますが、

今年になって、
上方修正がかなり多く出てきています。

しかし上方修正が出ても
株価に直結しない場合もあります。
むしろ下がったりということもあります。

これはコロナ禍ではよくみられる現象で、
そうでなくてもあり得るパターンもあります。

今回押さえていきたいのは、

  • 上方修正でも上がらない株価はなぜか
  • 決算書の読むべきポイント
  • コロナ禍でよくあるパターンとは

この大事な3点押さえていきます。

  決算書の簡単な読み方

上方修正でも上がらない株価の原因とは

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これに関しては何点かありまして、

  • 材料の出尽くし
  • 利益は増えてるけど、売り上げは増えてない
  • そもそも予想がかなり低い
  • 期待されすぎていた

このようなパターンが予想されます。
細かくみれば他にもありえますが、

大きく分けるとこのような形となります。
細かくみていこうと思います。

  決算跨ぎを狙うならこちらも合わせて

材料の出尽くし

思惑で買って、事実で売る

このような投資の格言があります。
決算の前に思惑により上がった株価は、

上方修正でたところで、
何か大きいことをして上方修正するのが見えていた場合

そこがゴールになり、
株価が上昇しない場合があります。

見極める方法としては、

  • 材料の大きさ
  • 決算にどこまで入っているか

下がる場合は決算出た日の、
PTSから下がっていきますので、

判断する時間はあまりありませんが、
これ以上見込みなしと思ったら早く判断しましょう。

利益は増えてるけど、売り上げが増えてない

ここは少し難しい話ですね。
例えば本業をメインにしている企業なら、

いくら経常利益が上がっていたとしても、
営業利益が上がっていなければ、
次の期末は不安なものとなるでしょう。

決算書には色んな数字が乗っていて、
株探などの株系のサイトで表示されるのは、

経常利益であるのですが、

これにより初心者の方は特に、
なんで利益が上がっているのに、
株価が下がるんだということになりやすいです。

この辺りに関しては、
また別で説明するつもりですが、

財務諸表・損益計算書

 
この読み方を少しわかっていると面白くなります。

そもそも予想がかなり低い

また次の項目で紹介していこうと思いますが、

予想を明らかに下に設定しているパターン

 
株価を上げるために予想を少し下に設定し、
上方修正でガツンと株価を上げる。

そのような予想が透けてしまったときです。
また本当に予想がつかなくて、
とりあえず下で推定売り上げを出した

このような場合もあります。

期待されすぎていた

あれだけIRを連発して、
大きな仕事を受けたんだから、

これはかなり大きい修正が来るぞ!

とされた銘柄が、10%上方修正

などと出すと起こる現象ですね。
期待されているということは、
株価が決算より前に上昇していると思うので、

それが元の水準に戻っていきます。
これに関しては気をつけようがありませんが、

そのようなパターンを推定しておくと、
素早くPTSで反応することもできるでしょう!

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コロナ禍でよくあるパターンを分析
”決算書”の読むべきポイントとコツ

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さてここからは先ほどの3つ目のパターン

そもそも予想がかなり低い。

ここにまつわるパターンです。
コロナ禍においてよく見られ
これまでの同じような見方で見てしまうと、

足元を救われかねませんので、
少しでもコツを掴んでいただくといいと思います。

コロナ禍でよくあるパターン

これが本当に難しいところなんですが、
去年の業績は基本的にどこも低いです。

一部業種によっては、
逆に特需となっているパターンもありますが、

その場合は逆に考えれば解決すると思います。
ここから本題ですが、

コロナ禍で来季の売り上げは予想しづらい状態となっていました。

最悪の状態を予想で出したと思います。
そこから思ったより業績が戻った企業もありますので、

そこは当たり前のように上方修正が出ます。
この場合、上方修正というよりは、

なんとかなったよ!

という報告という方が正しいので、
上方修正の数字を見るのではなく、

  • 去年と比べてどうだったのか
  • 一昨年と比べてどうだったのか

普通に進んでいた場合の売上総利益。

 
これを予想する必要が出てきます。
どれぐらいコロナ禍の対策ができたか。

この指標も測ることも大事ですね。

”決算書”の読むポイントとコツ

まだ財務諸表を勉強してないという方は、

とにかく前期と比べてみましょう。

 
それがコロナ禍が対象となる場合は、
前々期を対象とすると良いでしょう。

そして発表されている、

  • 営業利益
  • 経常利益

このポイントを確認して、
もし利益が上がっているなら
売上高の項目も必須です。

売上高が上がってないのに、
利益が上がっている場合は、

  • 経費削減をした
  • 営業外で投資などの利益が出た

などそれだけでは読み解けない内容がありますので、
ここはかなり注意が必要です。

サイトのHPに行くと、
決算書の概要を説明していたりしますので、

そこから読んでもらうと、
ある程度内容は理解できると思います。

そして何よりのコツは、

楽しんで見ることも大事です。

更に深く知りたくもなりますからね。

まとめ:上方修正でも上がらない株価
”決算書”の読み方のポイントとコツ

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そろそろちゃんとした決算書の読み方。
そんな記事を書こうと思っているのですが、

どこにピックアップしてまとめるか難しいんですよね。

  • 損益計算書の各項目
  • キャッシュフロー

大事な項目はたくさんあるんですが、
それをまとめてくれてる株探さんは嬉しいんですが、

案外の落とし穴がそこにあるんですよね。

 
ぼく自身もよくわからず、
上方修正で喜んでいた銘柄が、

次の日急落していった。

なんてこともありました。
そしてその時の教訓でもあるのですが、

上方修正したからといって、
銘柄から目を離すのは絶対ダメです。

材料出尽くしや実は仕手株だった。
みたいなこともありますので、

少しでもあやしいと感じた銘柄
いや全ての銘柄は負けたくなければ、

絶対目を離さないことです。

おわり

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