《下支え》日銀”ETF”の機械的な買い入れによる株価への影響《どうなる》

All-Investment Investment Stock investment

 

こんばんは。shunです。

このコロナ禍で印象的だった株価対策の、
日銀砲というものをご存知でしょうか。

ETFを一気に買うことによって、
日経平均の下支えをするというものです。

それとは別に、

2010年頃から機械的に”ETF”を買う。

 
そんな下支えをしていた歴史があります。

これによってもちろん恩恵の出ていた銘柄もあり、
それがチャートにわかりやすく出ています。

ということで今回の大事な3点!

  • 日銀(日本銀行)の機械的なETFの買い入れとは

  • 買い入れすることでどうなるのか

  • なぜこれによる株価への影響があるか

スポンサーリンク

 

今は情勢が読みにくい以上、
過去の動きを学んでおくというのが大事です。

株式市場の動きは、
完全に情勢とシンクロするものではないので、

株式市場で起こることを学んでいきましょう。

日銀が行なってきた”ETF”の下支えの買い入れ
株価への影響はどうなるか

shun's article picture - money home to etf
 
まず日本銀行次からは日銀と略
購入していたETFとしては、

  • TOPIX
  • 日経225
  • JPX日経400
  • MSCI 日本株人材設備投資指数
  • JPX/S&P 設備・人材投資指数
  • 野村企業価値分配指数
  • iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業 200 インデックス
  • MSCI 日本株女性活躍指数

日銀のHPより抜粋しています。

しかし初めでも紹介した言った通りですが、
これ実はもう過去の話なのです。

それではどのように変更されたのか。
その概要から見ていきましょう。

現在の”ETF”の購入

ETFの買入れの運営について

こちらで見ると、
基本的にはTOPIXの購入に絞るという感じですね。

2021/4/1から実際に動いています。
更に詳しく知りたい方は、

「貸出促進付利制度基本要領」の制定等について

こちらをお読みください。
簡単に噛み砕いて説明しますと、

これまでは絶対積み立てていたものを、

必要に応じて積み立てると変更しました。

 
結果としては、
2021年は過去最低のETF購入の幅となります。

これがどういうこととなるか。
ここからの話となります。

日銀の”ETF”購入減少が意味すること

これは2021年の4月付近の日経平均。
こちらを見れば火を見るより明らかです。

この日程付近がほぼ天井となっていますね。

その後上昇があった瞬間というものは、
TOPIXが下落したことによる買い入れ
情勢が関わったものだと思われます。

つまり2012年以降ぐらいから、
株価上昇を起こしているのは、
この日銀が株価の下支えをした。

という影響があったということがわかります。

つまりそれがアベノミクスというものですね。
ここからはこれによる個別銘柄の動き見ていきます。

スポンサーリンク

なぜ日経平均を下支えする”ETF”の買い入れで
個別銘柄の株価へ影響があるのか


 
さて全体的な下支えがあったことにより、
株価をかなり引き上げていたことがわかりました

しかし個別銘柄も上昇を続けていて、
同じタイミングで下落をすることになります

ETFというものをわかっていれば、
ある程度想像がつくことなのですが、

少しここは難しい話でもあります。

個別銘柄に対する影響

まずこのETFというものの成り立ち。
この辺りをきっちり知る必要があります。

ETFは大雑把に言えば、
そのETFを購入した資金を投資資金として、
その構成銘柄に投資をします

TOPIXなら、
その個別銘柄の時価総額を対象にしていますので、
ETFが購入されれば結果的に考えますと、

その構成銘柄の株価が上がるということです。

 
それではここまで説明しますと、
最近下がっている銘柄を考えていきますと、

下落理由がはっきりしてくるわけですね。

最近下落している銘柄

日本を代表する銘柄。

TOPIXは時価総額が基準となりますので、
誰でも知っているような大きな企業が、
大きくウェイトを占めています。

  • 6098 リクルート
  • 6861 キーエンス
  • 9984 ソフトバンクグループ

ちょっとソフトバンクなんかは、
他でも理由がたくさんあると思っていますが、

リクルートなんかは個別で分析しますと、
なんでそこまで落ちるの??

というレベルの企業だと思います。
これが全ての理由だということは言えませんが、
下支えがなくなったことは、1つの理由となり得るでしょう。

むしろ2012年以降の、
一部銘柄の株価上昇がやり過ぎだったと言えます。

まとめ:”ETF”の買い入れでの株価への影響
下支えがなくなるとどうなるのか

shun's article picture - chart in pc
 
今回は少し過去の話をさせていただきました。
現在は無くなってしまったものです。

ここから市場再編が起こり、
何か施作を起こせば株価上昇の目も見えますが、

岸田総理は前話した通りで、
株式投資に対してはかなり厳しいです

  岸田総理の株に対するヤバい発言集

前代未聞の出来事だからこそ、
取れる場所から取っていくのは正しいのですが、
手綱を離されて困る投資家もいっぱいいるので、

増税ばっかりしないで、
どうしたら資金を円滑に集めることができるか。

と考えていただければ。とは思います。

しかし株式投資は、
そこに出た結果がチャートそれが全てです

こうなったらいいな。
は基本”不正解”にしかなり得ないので、
いつでも現実を掴めるように考えていきましょう。

このような過去も1つの指標です。

おわり

スポンサーリンク