《知られざる大阪》”東通り商店街”居酒屋を埋め尽くす上場しない優良企業
こんばんは。shunです。
今回はGWということで、
大阪の知られざる大企業特集
をやっていこうと思います。
上場していない企業にも業績がえげつない。
そんな大企業はたくさんあります。
ぼく自身は梅田の土地には少し詳しく、
事情を知っている部分はあります。
そんな部分をいくつか解説していこうと思います。
因みに取り上げる優良企業とは、
株式会社HASSIN
こちらですね。
HPをも見ても謎が深まるものだと思いますが、
”東通り商店街”で数々の居酒屋運営をしています。
人気な居酒屋をいくつも生み出す。
とんでもない企業だということがわかります。
ということで今回の大事な3点!
梅田の東通り商店街を埋め尽くす居酒屋とは
HASSINの経営戦略とは
上場しないでも業績拡大する理由とは
このように上場はしないけど、
年商が100億を超えるような企業はあります。
知っておくと得になることもありますので、
少し解説させていただきます。
大阪”東通り商店街”に数々人気な居酒屋を運営
HASSIINNという上場しない優良企業の存在
大阪梅田の飲み屋街といえば、
- 東通り商店街
- 茶屋町
- お初天神
- 北新地
これらが浮かぶ方が多いと思います。
その中で東通り商店街に多くの居酒屋を出店しております。
HASSINという企業の存在。
東通りの半分以上はHASSINだと言われています。
まずなぜ”言われています”なのか。
この辺りにも企業の経営戦略も伺えます。
少しずつ解説していきます。
”東通り商店街”のHASSINとは
東通り商店街は完全に飲み屋街となっていまして、
商店街の中は居酒屋やカラオケなどがあります。
色々なタイプの居酒屋があるのですが、
なんと運営会社はHASSINである店が多いです。
名前はそこまで聞いたことない店が多く、
ブランドというものをあまり持たない印象です。
それでいて実は店舗を増やしている。
というより全然つぶしていない状態です。
1店舗で考えることなく、
全体の売上高で考えればいいし、
店舗もどんどん別業態へ変えていけばいいので、
お金がある限り勝てる方法となっていますね。
HASSINの経営形態
少し上でも言いましたが、
店舗のブランドというものを深く持ちません。
なので全部が同じ会社とは思えないし、
どことどこが一緒かもわかりません。
これによりダメな店舗ができたとしても、
名前を変えて生まれ変わらすことが可能です。
また全体で売上高を出せばいいので、
赤字店舗が出たとしても問題なし。
というようなやり方ですね。
もし東通り商店街がダメになれば、
企業としてもダメになる可能性はありますが、
当分心配はないでしょう。
実際新型コロナも乗り切っているので、
時期的にダメなだけではなんとかなるようです。
今では地域全てを自店舗にするのは難しいでしょうが、
このような方法は割といいようですね。
新型コロナで飲食店が乗り切れた理由とは
【アフターコロナ】小さめ”飲食店”の関連銘柄が今後買い時?【株価上昇】 | shunblog
アフターコロナに向けて、業績がかなり上がった銘柄がありました。まだ緊急事態宣言中の数字なのになぜ上がる?ここに小さい”飲食店”の株銘柄が今狙い目である理由がありました。しかも今はまだ全盛期に比べると株価が安い銘柄が多く、買い時であるようなものが多いです。少し着眼点を変えて、見方を変えてみると面白いものが見えてきます。
なぜHASSINの店舗はわからない
HPは見ればわかりますが、
ブランドは全く公開しておりません。
いくつか知っている店舗はありますが、
確実に合っているかどうかはわかりませんし、
本当に調べる手はずがありません。
本当にブランドとして公開しないことで、
イメージを悪くさせないことが目的だと思います。
一部有名になった店舗があれば、
少しブランド化する傾向もあるようですが、
元の運営企業はわからないままです。
うまくいったものは続けて、
ダメなものは変えていく。
確かに企業のうまくいく方法ですよね。
上場しないでも大阪で人気を保つ優良企業とは
知られざる”東通り商店街”の居酒屋の裏話
ここまで居酒屋を広げ、
年商は100億を超えていた時もあるそうです。
しかし上場はせずに資金運用できる企業です。
むしろなぜ上場が必要となってくるのか。
この辺りにも人気を保つ秘訣があるようです。
東通り商店街のこんな裏話を含めて、
ちょっと話していこうと思います。
上場をする理由とは
そもそも上場とは。
運営資金を調達する方法の1つです。
元々どこから資金を得たかは不明ですが、
とにかく充分な費用は持っていたのでしょう。
そうなってくると、
急激に企業拡大をしたいわけでない場合。
余剰資金で店舗を増やしていくだけです。
場所が空いたとなれば資金を用意しているでしょうから、
それが投資資金となっていくわけですね。
その資金が増えているのですから、
上場する必要がないと言えます。
”東通り商店街”の裏話とは
東通り商店街の中として、
もちろん一番多いのは居酒屋となってます。
その次に多いのはおそらく、
”無料案内所”となっています。
要は夜のお店を斡旋するお店のことですね。
店舗そのものは安い場所に作り、
そちらで紹介してもらう仕組みですね。
昔は居酒屋を案内するところもあったようですが、
結局ほとんどHASSINの系列店のため、
契約が取れなくダメになったようです。
この商店街を語る上で、
HASSINは絶対抜いては話せない話でして、
最近では第一興商と提携したようで、
ビッグエコーとの相互割引サービスを出しました。
大きい企業との提携ができる企業。
それぐらいのレベルだということが分かりますね。
まとめ:HASSINが”東通り商店街”で人気な理由
上場しないでも知られざる優良企業はたくさん
HASSINが人気というよりかは、
人気になるまで店舗を作り替える資金力。
というのが優良企業たる所以ですね。
知り合いに社員をやっている方もいましたが、
ブラック企業だということもないようです。
割と自由にやらせてもらえるようで、
店員さんも明るい方も多く、
この辺りにも人気になる秘訣がありそうです。
ひと昔前で言いますと、
ワタミでは色々問題が起こりましたが、
店員に無理させてしまうと、
そのお店もいい雰囲気にはならないと思います。
やはり働く環境を作り上げること。
これも経営者の手腕でもありますので、
業績の良い店舗というものは、
それだけの理由があるということですね。
このように地域で成功している企業。
調べてみると勉強にもなることもあります。
明日も地域で広げる企業を更新していきます。
おわり