《音楽的教養》”ロック”と”パンク”の根本的な違いとは《定義と思想》
こんばんは。shunです。
今回は触れていいのか微妙なジャンルとされる、
”ロック”と”パンク”の違い
そんなところに触れていきます。
ぼく自身音楽が好きで研究した時もあるので、
そんな教養を披露する回となります。
前出させていた記事ですが、
J-popと邦楽ロックの違いを喋りました。
その記事はこちら
【徹底研究】”J-pop”と”邦楽ロック”の違いとは何か【関ジャム 20年史】 | shunblog
今回の記事ははねやすめの趣味の記事です。結果として熱が入り、普段より詳しく喋っています。”J-pop”と”邦楽ロック”の違いをかなり理論化して説明しています。また”邦楽ロック”と”ロック”の違い。この辺りも大事な争点としてしっかり説明してみましたので、少しでも悩んでる方を一度閲覧してみてください。
これとはもっと大きい話となりますので、
思想の部分を考えると難しいですが、
ある程度の内容は押さえておきましょう。
ということで今回の大事な3点!
ロックとパンクの根本的な違いとは
思想の部分でも大きな違いか
音楽のジャンルのでき方とは
別に知らなくてもいいことかもしれませんが、
歴史などを勉強してみると、
どのようなバンドが原点となっているか。
と曲を作ったりする人にはヒントとなったりします。
面白いので少し読んでみてください。
”パンク”の定義と歴史
”ロック”からの脱却と思想がヒント
そもそもの言葉の違いもありますが、
音楽とは派生を続けるもので、
今の音楽に当てはめるのも難しい状態です。
しかしやはり一応各ジャンル定義は存在し、
歌詞などを作る上での思想もあったりします。
過去のバンドなどを例に挙げつつ、
解説していきます。
また前の記事でロックは少し説明したので、
パンクを中心にロックを説明していきます。
”パンク”の定義
そもそもパンクと短く言っていますが、
”パンクロック”というのが正式名であります。
ロックが元にはなっていますが、
ロックより簡単に、出来るだけ単純にすることで、
メッセージ性を強く伝える音楽になっています。
初めはロックと差別するためにできた音楽なので、
どちらかと言えば、
思想的な部分も強く出ていまして、
今でもそんな思想を少し受け継ぎ、
メッセージ性や世間への攻撃性が強い音楽が多いこととなっています。
因みにWikipediaでも、
かなり詳しく書いてくれていますね。
パンクロックの歴史を紡ぐバンド
まず洋楽でいきますと、
セックス・ピストルズが世間で認知され、
かなり色々な国に新しい風を生み出します。
しかし政治的な思想が強すぎる音楽だったので、
1990年代ぐらいまでは日本ではあまり広まりません。
そこを動かしたのが、
THE BLUE HEARTSだと思っていて、
青春パンクというジャンルが作られ、
広まったバンドの原型だと思っています。
青春パンクの代表例としては、
- THE BLUE HEARTS
- 銀杏BOYZ
- サンボマスター
もっとありますが、
メインで売れて歴史を紡いだバンドの一例です。
更にその中で古いスタイルのパンクとしても、
- BLANKEY JET CITY
のようなバンドも活躍しました。
しかし日本はどちらかといえば、
お洒落なアーティストが好きなので、
RCサクセションやユニコーンのようなバンドが、
どちらかといえば評価されるでしょう。
いや、ブランキーも音楽している人からしたら、
絶対的に伝説のバンドなんですけどね。
”パンク”の歴史は今
日本では”パンク”というよりかは、
Hi-STANDARDが広めた”メロコア”が主流となっていきます。
メロディック・ハードコアの略の言葉ですが、
言葉の通り、メロディックなパンクです。
速いリズムにしっかりとした歌物と。
今までとは少し違った形となっていますね。
日本のメロコアバンドと言いますと、
割と分ける基準が難しいところですが、
- locofrank
- HAWAIIAN6
- ROTTENGRAFFTY
- TOTALFAT
- SiM
- 04 Limited Sazabys
いや本当に難しいんです。
- 10-feet
- ELLEGARDEN
- ヤバイTシャツ屋さん
ぼく中では別ジャンルだと思っています。
メロコアでもいいのかもしれませんが、
正直この辺りは気持ちの問題ではあります(笑)
”ロック”と”パンク”の定義と思想の違い
さあではここからは、
しっかり両ジャンルの違いを考えます。
説明量が多くなってしまって、
ここまで結論に向かえませんでした(笑)
ここからはしっかり確信に迫っていきましょう。
”ロックとパンク”の根本的な違い
ロックから派生をしたのがパンク。
ということは初めで説明しました。
なのでパンクは全てロックになるのですが、
ロックは全てパンクになるわけではありません。
ということは上で説明した、
”パンクでない音楽”
これがロックだという違いです。
ここでパンクの定義のおさらいです。
- 簡単なコードで激しい音楽性
- 批判を含んだ歌詞
つまり少し難しい音楽を作るようなロックは、
別ジャンルとなっていきます。
他ジャンルの名前もありますが、
ここでは”パンク以外のロック”ということですね。
思想的な違いというのが根本的な違いです。
音楽的な部分は通じるものがあるので、
その他は微々たるものとなります。
まとめ:”ロック”と”パンク”の根本的な違い
音楽の定義は思想によるものが強い理由
ぼくの中での音楽は、
ただ単純な”音”ではないと思っています。
人の思いが入っているものであり、
そこには作った人の全てが詰まっています。
それが思想的なのはなんら不思議ではないですし、
それが音楽だと思っています。
そこが音楽を分ける違いになるのは、
必然的だということになります。
大きい意味で考えると、
ロックとパンクは一緒ですし、
これに違いをつけるのは微妙な話となりますが、
このように個人で考えてみても、
面白いのではないかと思います。
音楽だけ聴いていても楽しいですが、
バックグラウンドを知ることによって、
更に音楽を深く知ることができるのです。
好きな人こそ深く考えてみましょう。
おわり