【仕手株に注意】株価の”調整”と”騙し下げ”の違いとは【なぜ起こる】
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こんばんは。shunです。
仕手株には良くある、株価の乱高下。
その中でも突然前触れなく訪れる株価の”調整”
それが、”騙し下げ”なのか。”調整”なのか。
その違いについて解説していこうと思います。
特に逆指値などを設定すると、
その値段で売らされてしまい、
すぐ株価を戻すということもあります。
株価の調整とは、
一旦しっかり値を落とすことなので、
結果としては一緒でも、
仮定がかなり違うように思えます。
その意味を捉えていきましょう。
株価の”調整”と”騙し下げ”の違いとは
なぜそのように起こるのか
当ブログで注目している”7868
廣済堂”が、
株価の調整の時期となってきました。
ここでやはり疑問です。
騙し下げという言葉もありますが、
株価の調整も似た現象であり、
1日の間に株価を戻すことも調整になるのか。
ちょっと難しい話ですよね。
廣済堂の情報はこちらから
【株主の噂】”廣済堂”の株価を急上昇させる思惑とは【麻生・中国系TOB】 | shunblog
さあ、当ブログで割とずっと取り上げている”廣済堂”の最新です。前の記事での予想が外れ、ただ単純に株価上昇だけの話であれば、面白い話になりそうです。ヒントでいうと、長期保有の麻生グループが売却。中国系の参入。TOBの思惑。本当に今のところ予想でしかありませんが、起こってしまうととんでもないことになりそうな案件です。
株価の”調整”とは
株式投資に銘柄の中には、
”適正価格”というものが存在しています。
これはBPS(一株当たりの純資産
)
で表されたり、これに将来性がプラスされたりします。
しかしこれより更に思惑と短期投資により、
株価が急上昇しすぎるときもあります。
上がりすぎた銘柄の株価を適性に戻そうとする動き。
これを株価の調整といいます。
しかし適正価格より上昇しすぎたからといって、
それが売り時かというというと絶対違いますし、
全てただの1つの基準である。
ということは覚えておきましょう。
”騙し下げ”とは
また上のように調整となるパターンとは別に、
1日の間で急落したのち、
またすぐ株価が戻ってくることもあります。
これはもちろん人気の銘柄で、
安い値段で集めたい人が多くいる。
との考え方もできると思いますが、
株式投資はそんな綺麗なものだけでもなく、
上昇するために一旦株価を安くする、
”騙し下げ”という動きもあります。
これは言葉で説明するのは難しいので、
画像を元に説明していきます。
今日の起きたこの下髭が出た状態。
株価の下落が起きていたにも関わらず、
いきなり急上昇が起こります。
これが騙し下げというのかは、
後からでしか判断できないのですが、
下げ相場時の下髭は、
>騙し下げであったパターンが多いと思います。
仕手株における”調整”
株価の”騙し下げ”と見分けるコツとは
前の段落では、
言葉の意味から流れを説明しましたが、
- 調整が起こる・・・通常の状態
- 騙し下げが起こる・・・仕手株
ということが多いと思います。
つまり、
仕手株を見極めれれば、それが騙し下げかわかる。
ということが分かりますね。
しかしこれには注意点もあります。
説明していきます。
まず仕手株の意味はわかっておきましょう。
【初心者でもわかる】”空売り機関”や”仕手株”の特徴【銘柄の見つけ方】 | shunblog
この前の記事では、”投資と投機の違い”を説明しましたが、今回はその中から発生した言葉、”仕手株”の説明を主にしていきます。合わせて、初心者が引っかかりやすい”空売り機関”の話。その銘柄の見つけ方について簡単に説明していきます。初心者にもわかりやすく説明してみました。結構大事なことなので一読してみるといいでしょう。
なぜ仕手株に”騙し下げ”が多いか
まず仕手株というのは、
短期売買目的のために、取引されてしまっている銘柄のことをいいます。
なので、言わずもがなですが、
急落が起これば、売る人は多くなりますし、
株価の上下の動きには敏感です。
しかし、仕手株であっても、
買いが一巡してしまうと、
株価が停滞してしまう時があります。
この状態が続いてしまうと、
これ以上の上昇を見込めないと思ってしまい、
売ってしまう人が続出してしまうでしょう。
これを防止するために存在するのが、
”騙し下げ”
だと思っていて、
一旦株価を下げることによって、
新規の買いも入ってきやすくなり、
下で逆指値をかけている、
握力が弱いホルダーを弾くこともできます。
- 新規が入ってくる。
- 売らされた人が持ってくる。
このような相乗効果を考えると、
株価が上昇するのは分かりやすいですよね。
”騙し下げ”の注意点
説明してる時に思った人もいると思います。
そのまま株価が下がってしまったら。
このパターンも十分に考えられます。
正直これを読み切るのはかなり難しいです。
- 3段階上げた後
- 5段階上げた後
- 勘
このような話が複数存在しています。
株式投資において複数パターンがある場合は、
基本的に信用ならない考えです。
そんなときなので、
雰囲気で掴んでいくしかないと思っています。
ここで株式投資においての名言を1つ。
利確は正義です。
百万利益を作っていたとしても、
利確するまでは0円
だと思いましょう。
プラスをとりきれなかったとしても、
利確した自分は偉い!!
それぐらいの気持ちで大丈夫です。
まとめ:仕手株こそ注意する理由とは
なぜ株価の”調整”は大事であるか
騙し下げの話をしたくて、
株価の調整も一緒に話してみました。
結構当たり前に使われる言葉なんですが、
割と重要な言葉だと思っています。
そして、最後にさらっと話しましたが、
利確は正義。
これはもっと大事かもしれません。
利確は正義
もう1度話しておきます。
初心者にありがちなんですが、
せっかく利益が出ている状態なのに、
売れなくて、そのまま下がるまで持ってしまう。
これ一番勿体ない状態なんです。
どれだけいい銘柄を見つけたとしても、
利確しなければ何も変わりません。
調整が多かったりして、騙し下げがわからない。
そんなときはもう上昇した時に売りましょう。
損切りも間違いじゃないし、
利確も絶対間違いではありません。
自分で決めた行為に間違いは作らないでいきましょう。
考えた上での結論であれば尚更です。
少し考え方変えていきましょう。
おわり