《その原因とは》”サブスク”は日本音楽を衰退させる原因となっている?

All-Life Life Music

 
こんばんは。
shunblogのshunです!

最近サブスクが流行ったことにより、
CDが全く売れなくなってしまっている。

という現状が出来上がっています。
これに対しアーティストなどは反旗を翻す行為とし、

  • サブスクに音楽を配信しない
  • SNSなどで発信する

などの行動を起こしています。
もちろんアーティストに収入が入らない。

などの声もあるのですが、

サブスク“が音楽を衰退させる原因となっている。

と声をあげている方もいます。
ぼく自身も音楽業界に少しでもいた身として、
関係者の声も交え解説していこうと思います。

ということで大事な3点!

  • サブスクの音楽サービスとは

  • CDが売れなくなった現状

  • 結論:音楽が衰退しているのか

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音楽好きとしては、
どちらの意見もわかりますので、

双方の立場に立って考えてみましょう。

“サブスク”の音楽サービスとは
音楽が衰退してCDが売れなくなった?

shun's article picture - unplash
 
さてこのサブスクの音楽サービス。
どんなものかというと、

月額を払うことで曲が聴き放題になるサービス

 
今は携帯から音楽が聴けて、
生活の必需品となっているのがわかります

例えば以下のようなものになります。
(4ヶ月無料のものもあり!)

つまりこれまでCDを買って、
CDプレイヤーを買って聴いていたものが、

CDを買わなくていい状況になってのですから、
アーティストに対するインセンティブが少なくなった

とみるのはまず普通の考えです。
これに対する消費者アーティスト

双方の考えはどうなっているのでしょう。

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消費者の”サブスク”に対する意見

まずそもそもですが、
サブスクサービスはかなり流行っています。

今や無料を含めば、
>登録をしていない人は少ないことでしょう。

つまり当たり前に有用なものである。
ことがわかります。

自分の好きなアーティストの曲はもちろん。
CDは買わないであろう曲も聴けるチャンスとなっています

この点から見てみますと、
聴かれるアーティストの枠組みが広がった。

と考えてもいいと思います。
しかしそれに対して異論を唱えるのは、
もちろんアーティストたちです。

アーティストの”サブスク”に対する意見

CDが売れていた時代の人にとって、
この売上高が減るというのは損でしかありません。

なぜなら平成の時代というものは、

  • シングルであれば1〜5曲で1000円
  • アルバムであれば5〜15曲で4000円

と曲が聴きたいがために買っています。

しかし今では月額1000円ほどで、
ほとんどの曲を無料同然で聴けるのですから、

アーティストドリームは前より減った。

 
と思うのも正常な心だと思います。
それでもチャンスをもらった人もいて、
サブスクでしか聴かれない人がいるのも事実です

今音楽の間口が広がってる現状で、
前と同じ考え方をするのがダメなのかもしれません。

CDが売れなくなった理由とは

サブスクが流行ったからCDが売れない。
と考えるのは簡単ですが、

結局ここもそれだけの理由ではなく、
売上が悪くなったことにより、
付加価値をつけてCDを高く売る

というのがAKBブームあたりから流行ってきました。

これによりCDを買う意味というものが変わり、
更にサブスクの台頭により衰退が加速した。

とぼくは考えます。
しかもアーティストも流行りで曲を作り、
J-Pop自体も外国に通用しないレベルになってきています

国内で流行ることだけを優先し、
良く、新しい音楽を作るというのが、
売れないアーティストの条件のようになってきました。

これが全てまとまった結果として、
CDが売れない現状になった。

というのがとりあえずの結論となります。

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実際に音楽は衰退に向かっているのか
”サブスク”が原因は別問題な理由とは

shun's article picture - radio & human
 
先ほどのCDが売れなくなった原因。
というものがほとんどの結論となっていますが、

ここから音楽というものに限って
関係者の声も聴きながらまとめていきます。

ちなみに日本の今の音楽業界。
かなりがっかりするものとなってきています

日本の音楽が衰退に向かっている?

まずサブスクやTikTokなどで聴く音楽。
サビなど曲の一部だけを聴くパターンが多いです。

間奏は飛ばして聴くという現状がある以上、

作る音楽も歌から始まったり、
音楽というより歌唱曲となっているイメージです

そこで聴かれないところを作り込む必要もなく、
聴きやすいメロディー作りをメインとして作られることから、

日本では面白くない音楽が流行ることとなりました

話題性がつかないとお金も使えないので、

売れる人にしかいい曲がつかない。
かといってバンドは売れない。

そうなってくると、
音楽好きはいいですが興味ない人には響かない

その矛盾感から衰退に向かっているということでしょう。

海外の音楽はどうか

海外はその辺りがうまくて、
間奏の中弛み感も新しい曲構成でうまいこと使い、

音をかなり絞って使う。

 
というのが流行になっているように思っています。

ぼく自身が好きなものですが、

ビリーアイリッシュ

にその傾向が全て現れていて、
ごちゃごちゃ感のある曲はかなり少なく、

サブスクで飛ばして聴くものでもなく、
短い曲もあるので全てを聴いてしまうと思います

音数も少なくまとまってますので、
どんなシーンにおいても使える曲が多いです

日本ではなかなかこのような曲がないので、
このように挑戦的なアーティストが出てくれば。

日本の衰退も止まるのかなと思います。

まとめ:”サブスク”からみる音楽の衰退
原因は現代においての音楽の価値観

shun's article picture - analog record
 
つまりは、
現代にCDのシステムがマッチしない
というのがそのまま音楽の衰退に繋がる。

というのが結論となります。

例えば気になる音楽をテレビで聴いた時、
まずYouTubeなどで検索して聴くと思います。

映像を見るのか音楽を聴くのか。

 
そこから昔とは違ってくるところです。

そしてサブスクへとなっていくのですが、
ここに原因があるのではなく、

そのような文化を作った音楽業界
売れるために作った人間の責任です

なので音楽業界でプロレスしてる状態が、
今の日本の音楽の衰退につながっていくのでしょう。

因みに個人が音楽を作って
サブスクに配信するということもできますので、

昔より間口を拡がり、
チャンスが増えているのも事実です

音楽業界の方は、
しっかりこの現状を自分で見極め、
そのように考える時間があるなら、

いい音楽を作ってCDだけで作る。

シンプルに考えるのが、
一番サブスクに対する反抗ではないでしょうか

おわり

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