《空売りは》”権利付き最終日”を迎えた株銘柄は売るべきか買うべきか

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こんばんは。shunです。

以前の記事でも言いましたが、
昨日はかなりの高配当銘柄の、

”権利付き最終日”となっていました。

これにより株価下落が見られた銘柄が多く、
びっくりした方も多いのではないでしょうか。

今回は権利を得ながら売買を行う

そんな攻防の中で、
買うのがなのか売るのがなのか
また空売りを仕掛けるべきなのか

この辺りを解説していきます。

とということで大事な3点!

  • 権利付き最終日にすべきこと

  • 配当益が大事か売買益が大事か

  • 下落するなら空売りが必要か

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今回はとんでもない高配当が多かったので、
その分下落も大きい銘柄も多いです

だからといって全員が売ってしまうと、
株式投資として成り立ちませんので、

ここには心理的な駆け引きがあります。

  株価変動の瞬間の駆け引きを勝ち取ろう

”権利付き最終日”に株は売るべきなのか
銘柄を買うタイミングはいつであるべきか

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さてまずこの権利付き最終日とは、
文字通りではありますが、

この日まで株を所有しておけば、
配当株主優待受け取れる権利を得ることができます。

しかしこれを目的で投資している人もいるので、
結果としてここで株価が下落する可能性もあります

”権利付き最終日”はいつまでか

これ実際に忘れられがちというか、
あまり触れられていないのですが、

SBI証券の注意事項
こちらに書いてある通りなのですが、
デイタイムまでが当日の取引としていますので、

権利付き最終日の16時まで

 
これが本当の最後となります。
なのでその後のナイトタイムのPTSで買っても、
もう配当を得ることができません。

この時間は必ず覚えておきましょう。

昨日”権利付き最終日”を迎えた銘柄

まずどのような銘柄があったかというと、
一番の注目どころは、

  • 海運
  • 明和産業

この辺りは注目の的であったでしょう。
配当利回りは10%を超えていますので、

ここまでかなり注目ではありました。
しかし今日の下落率を見てみますと、

  • 8103 明和産業 -208円 -18.1%
  • 9101 日本郵船 -950円-8.5%
  • 9104 商船三井 -171円 -4.9%

この時点でもかなりの下落率ですが、
海運系はまだ将来性もあることから、

朝一番の動きからみると、
かなり戻しているような動きがありました。

買うのが正解か。売るのが正解か。

明和産業に関しては、
次の配当も不透明であることから、
終始弱い動きの印象でありましたが、

海運の銘柄に関しては、

一番落ちたところからはかなり戻っています。

 
このようなことから、
その株銘柄に将来性を感じるのならば
売るタイミングは適切ではありません

なので将来性を感じるからこそ。
もっと前日以前に売却を行い、

配当は諦めて、
逆にこの下がったタイミングで買う

ということを考えるのが適切だと思います。
しかし、

  • 長期的に持っている
  • かなり安い単価で仕入れている

こんな方はかなり大きい配当ですので、
これで生活を考えるぐらいのことができます。

最近買った方に関しては、
で配当が全てなくなりかねないので、
絶対気をつけるようにしましょう。

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”権利付き最終日”で空売りは仕掛けれる?
タイミングで株を売るか買うか考えよう

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それでは逆に空売りを仕掛けたら。
簡単に儲けられそうな気がしてきますよね。

しかしここにはかなり大事な問題があります。
空売りを仕掛ける上で忘れてはならないこと

このようなところを見ていきましょう。

普通に考えますと、
空売りとは株を借りてそれを売り払い、
その後買い戻すして返す。

配当金なんか関係ないように思えますが、
絶対的に重要な話となります。

”権利付き最終日”を越した空売り

空売りとは、
証券会社にある株式銘柄を借りるわけですから、
本来受け取れる人がいる

ということになります。
それを空売りという制度で売ってしまう
のですから、これを調整する必要があります。

それを誰がするのか。というと、
空売りをした人が支払って調整します

配当落ち調整金というもので引かれまして、

つまり!
配当金で引かれる金額より下落する可能性がある

ここまで考えて取引する必要があります。
また、その分が現金で引かれることになりますので、

先にそれだけの余力資金を残しておく必要
これも考えておきましょう。

空売りを仕掛けた方が得なのか

正直銘柄にもよると思いますが、
明和産業などは結果として200円ほど下がって
配当が100株で4700円となりますので、

どう考えても利益が出せた。

 
ということになります。
もちろんそれだけ落ちる可能性のある銘柄なので、
簡単に空売り銘柄が手に入らない。

そのようにも考えられますので、
根気よく狙っていく必要があります。

しかし大きく動く可能性のあるところですので、
充分に注意して狙うようにしましょう。

まとめ:”権利付き最終日”で有効なのは何か
空売り?売る?買う?結論を解説

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結論としてどうするべきなのか。
ここをしっかり理論で解説してみましょう。

まず状況別で3点みていきます。

  • 早くから長期的に持つつもり買っている
  • 短期で売買を繰り返していたらその時期に
  • 配当がすごそうなので買ってみた

まず短期で買っているなら、
そこまで安く買えていないと思います。

その状況でなら間違いなく、

権利付き日の1週間前から売る時期を定めるべきです。

 
どこで売ると売買益が一番高い
これに注力すべきだと思います。

結局売買益と配当益の差を考えた場合に、
どちらが得であるか。

というのが鍵となりますので、
配当をもらった後すぐ売る。
という目的は作るべきではない

というのが結論ということになります。
確実に権利付き後の株価は低くなりますし、

取り返せるほどになるとは思えません。
なのでまだ空売りで跨ぐ方が得が高いと言えます。

これは銘柄の配当の高さにもよりますが、
いくら下がったとしても自分が得できるのか。

この辺りを計算してみると、
自分が無謀なことをしていることがわかると思います。

おわり

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